SATURDAY, AUGUST 6, 2011
フェアウィンズ・アソシエーツ、アーニー・ガンダーセン:福島原発の致命的な高レベル放射線の意味するもの
(引用)
東京電力は原発敷地内のいたるところで高線量のがれきを確認しています。作業員のアクセスを容易にするために、その一部はすでにブルドーザーでどかして埋めてあります。ということは、今後10年間にわたって、敷地内ではときおり急激な線量の上昇が起きることになります。ひとつには、埋めたがれきを掘り出すとき。掘り出す作業が続くあいだは放射線源が存在し続けることになります。
もうひとつは、実際に原子炉を解体するために人が建屋のなかに入るときです。今回以上に高い放射線量に直面することになるでしょう。思い出していただきたいのは、炉心が今や原子炉を突き抜けて、パンケーキのようにコンクリートに張り付き、下へ下へと落ちていっていることです。まだコンクリートを突き破ってはいないと思いますが。その炉心の放射線量は今回発見されたレベルの比ではありません。だから東電は原子炉をきれいにするまでに10年から20年かかると発表しているわけです。
この作業は、中に人を送り込んで床をシャベルで掘れば済むというものではありません。ロボットにやらせる必要がありますので、非常に長い時間がかかります。
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