2011年9月18日日曜日

武田邦彦:巨悪は問われず??・・・判断力のないのは日本社会かマスコミ報道か?

武田邦彦:巨悪は問われず??・・・判断力のないのは日本社会かマスコミ報道か?
http://takedanet.com/2011/09/post_15e3.html
(引用)

良い言葉でなかったかも知れないが、その発言によって国民が直接的に被害を受けたというものではなく、この時期にもう少し言葉を選べばという注意を促す程度の失言だったように思う。特に大臣が「死の町」と表現することによって、できるだけ早く改善したいと思っていればむしろ被災者にとっては良いことかも知れない。

それに比べると、鉢呂さんの代わりに経産大臣になった枝野さんは官房長官時代、記者会見などで繰り返し「(被曝しても)直ちに健康に影響はない」と繰り返したし、保安院が「基準値の3355倍でも直ちに健康に影響はない」と繰り返したことにも注意をしなかった。メルトダウンの件でも誠実ではなかった。
---(中略)---
小さな食品会社が実質的には害を及ぼさない程度のヘマをしてもマスコミ報道は徹底的に叩き、時にはつぶれてしまったり、一人の人生をダメにしてしまう。それに比べて、原発事故ではマスコミ報道が極端に東電に甘い。

「なにが不適切か?」という判断でも、「弱い者の発言は不適切」、「広告などでお金を貰ったら不適切でも問題にしない」というのでは、存在価値そのものがないのではないか。残念なことだが、もし日本がこれまでの文化「誠実、清貧、正直、判官贔屓」などを捨てざるを得ないとしたら、ギスギスした「契約社会」に屈服しなければならないだろう。