2011年5月22日日曜日

軽装そして洗濯

科学者の日記110521  夏の服装・食材の選択
http://takedanet.com/2011/05/110521_ed3b.html 
実は、私が「慎重に行動してください」と呼びかけてきたのは、今度の事故で放出された放射性物質は実に膨大で、どんな専門家でも、その影響をすぐ予想できるようなものではないのです。
「安全だ」を強調したお医者さんもおられますが、失礼ですが、とうてい今までの経験で、お医者さんが判断できるような状態ではないのです。
再び呼びかけますが、学校関係者、自治体関係者、専門家のみなさん。このことを良く理解して、「判らないことは判らない」と言い、「判らないことは注意してください」と言ってください。
間違っても「判らないから安全だ」というのは禁句です. 
(略) 
・・・・・・夏の服装・・・・・・(略)
私は「軽装、シャワー」の組み合わせを推奨します.
放射性物質は「粒(チリ)」で、肌から直接、体にしみこむものではありません。そして服装の上についても肌に直接、くっついてもその粒からの放射線で被曝する量は変わりません.
むしろ、シャツに付くと洗濯するまでとれませんが、肌についたものはシャワーでとれます.
だから、お子さんは「軽装、かえってきたらシャワー」の組み合わせで夏を乗り切ることができます。 
・・・・・・お茶・・・・・・
静岡の茶葉が放射性物質の検査をしない方向に進んでいます.一方では、良心的な福島の農家が厳密に放射性物質を測定し、中にはほとんど汚染されていないものも出てきました。
まずは静岡茶を買わないことです。(略)
「検査しない」ということは「飲む人が被曝する」可能性があるということで、生産者は、「安心できるお茶を提供し、被曝させない」ためには「飲まない」ことしか出来ませんので、(略)
茨城の野菜も知事が規制値を緩和するように働きかけているのですから、これも「生産だけしたら、食べなくて良い」ということです。福島の方が今では綺麗かも知れません。つまり、
「福島の農作物は汚染されている」
という時期から、
「汚染は広がり、測定しているものは安全」
という時期に変わって来ています.静岡でも岩手でも汚染が出てきましたし、(略)
汚染された瓦礫(基準内でも)から風で吹き飛ばされた放射性物質が農作物の表面に濃縮する可能性が高いからです.
農業の人は瓦礫の引き受けに猛烈に反対しなければ、日本全体の農作物が汚染されます.
環境省は「放射性物質が風で飛ぶ」ということを知らないようです. 
(略)
ところで、福島原発は「東電社内のトラブル」であって、私たちには何も関係がないのに、報道は相変わらず原発の3号機、4号機を報道しています.
知りたいのは「詳細な汚染マップ」であり、「詳細な食品毎の測定値」ですから、政府も報道も早く目を覚まして欲しいものです。
(略) 
個別の「規制値」や「現状」を知らなくても安心して生活が出来る・・・それは一にも二にも「誠実」、「信頼」です。これだけウソが次々と明らかになっているのに、同じ人がいくら「誠実」を口にしても、もう無理です.
今でも東電の発表を聞いている人がいるのに驚きます.


規制を緩和しろとか、
測る必要がないとか、
そう言っているのは命を守る側の発想とは思えません。
政府や東電、安全委員、保安院の人達とまるで同じ発想のように思います。
自らの家族の顔を今一度みて頂きたい。思い出して頂きたい。
胸をはって「やるだけやた!」と言えるのでしょうか。
信用を得るには、失った信用を取り戻すには、
誠意をもって全てを開示するしかないように思います。↓の企業のように、わかっている企業は動き始めています。
「放射線ついてません」自社測定し海外にPR 安川電機
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