2011年5月14日土曜日

東電、今になってメルトダウン認める

1号機は「メルトダウン」…底部の穴から漏水
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110512-OYT1T01114.htm
ネットでは、
「知ってた」
「何を今更」
「2ヶ月たって今ごろ?」
「政府が肩代わりすると決定した途端に発表ですか」
「最初から認めていれば有効な対策もうてたろうに」
など、本来では超弩級のニュースであるにも関わらず冷静な人が多いように思います。
それはインターネットで自ら情報を集めていた人達からすると
既に常識に近い次元の話題であるからに思います。
2ヶ月前にその恐怖からくる動揺は済んでいます。
逆に知らなかった人達からすると激しいショックを今まさに受けているでしょう。

2ヶ月前の水素爆発やその後の水漏れの状況からみて、
国内はおろか海外の専門家の意見は概ね一致しています。
今回の判断すら過小評価過ぎません。

・メルトダウン(炉心溶融)
・圧力容器破損(底部)
・格納容器の底に燃料落下、熱により格納容器欠壊の可能性
・格納容器を覆うコンクリの隙間から水もれの可能性
・おがくずとか驚くような対策を経て、ようやくまともな液化ガラスを用い海への漏れは止まった・・かな?。

随分長い時間をかけ準備をして実行に移してきた水棺作戦も、京都大学原子炉実験所 小出裕章氏は当初より「失敗するだろう」とIWJのUstreamチャンネル等でも予告されておりました。そもそも穴が空いているのだから無意味なのは誰でも理解できます。それは、全てこうした前提を排除した現実無視の後追い作戦であったからです。にもかかかわらず一切報道しないマスコミ・・・。
小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ
5月6日 水棺は失敗するだろう 小出裕章
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/07/gendai-may6/
今後彼らが認めるのは「再臨界はあった」でしょうか?これも既に国内のインターネットユーザーや海外では1ヶ月以上前より認知されているように思います。あったからこそ臨界時にしか生成されない放射性物質(確かクロル38=塩素38)が外で検出されたわけです。(その証拠を示す数値を後に東電が撤回したので、隠蔽ではなく計測ミスなら「なかった」可能性も残ってはいますが・・・)むしろ恐れられていたのは「再々臨界」及びその後の話でした。それはつまりチェルノブイリ事故を意味するようです。小出裕章氏のUstで解説されております。今のところ「わからないが、起きていないのでは?」という話が主流に思います。ただ、この頃より極端に情報が減ったため余計に「わからない」としか言えないように思います。東電の記者会見は年がら年中やってますが、素人目にみても彼らは有益な具体的情報を言っていないように思います。外から見える範囲内の判断しか出来ません。小出氏も、東電は前言撤回や訂正が多すぎて、何が事実で何がミスで何が嘘なのかわからないと語っておりました。彼らの狙いなのでしょうか?その可能性は否定できません。

このニュースで遣る瀬無いのが、3/11よりメルトダウンの可能性について指摘し、マスコミや国民から総叩きされたフリージャーナリストの上杉隆氏や、独自に取材を続けてきた岩上安身氏。上杉氏は、ようやく囁かれつつある「輪番停電不要」についても肯定的な意見が多い中で真っ先に否定し、ココでも叩かれておりました。今だに「電気不足」とマスコミは国民を煽り、政府も「今夏15%節電」と打ち出しました。我々は裸の王様に未だに付き合わされてます。既にこれも既知の事実で電力は国内原発全て止めても足りております。足りているどころか、使用電力はここ数年減り続けております。裸の王様(政府)が足りないと思わせたいだけなのでしょう。闇雲に氏を叩いていた人は心より反省したもらいたい。誰が真実を求めたのか、誰が命を守ろうとしたのか、誰の発言が有益だったのか今一度考えて頂きたい。
上杉隆 学べるブラックニュース 福島原発事故 最悪のシナリオレベル7
続き、これも1ヶ月以上前より言われてますが、世界からみて今の日本は完全に加害者になっています。これを報じたのも氏でした。愚かすぎる民主党政府、推進してきた自民党、積極的に取り組んだ役人、嘘八百並べ立てたご用学者や記者、機能していなかった保安院、お金しか頭にない東電上層部、同様に関連企業の上層部。彼らにも家族はいるでしょう・・・。自分の家族を大事に思うのなら、他人の家族が大事なことが理解できるでしょうに。以前の記事で紹介しましたが、ある専門家は、「地震のある国で原発をやるというのは、悪魔と契約するに等しい」という趣旨の発言をされてました。契約したから良心はないのでしょうか。映画のように、微かにのこった良心が反発し、気づき行動してくれることを日々願っております。
岩上安身、政府の福島原発への対応を批判
どこの国、企業にも関わらず不都合な事実を言う人は次々と下ろされるものです。特に既得権者にとって不利益なら尚更で、それは当たり前で世界共通項だということを学びました。生きるとは戦いです。ですが、”命”に関わる問題で下ろしたり、隠蔽するのは到底容認できない”罪”に思います。日本人はすっかり変わってしまいました。先日のユッケ事件といい、あの北海道のコロッケ事件頃から、ここしばらくの日本人経営者は最後はいつも逆ギレで終えます。

「値段を考えればわかるだろ」のような発言です。

食などは命に関わる問題です。到底容認できない罪と思います。私は前提として騙される方が悪いのではなく、騙す方が悪いと思っております。騙される迂闊な側にも非はあります。しかし、騙そうとしなければいい話です。刑事事件でも、意思があったか、なかったか、というのは刑期や判決に圧倒的な影響を及ぼします。難しい判断ですけが。騙す前提は到底容認できません。
ただし、コッチ側に100%非がないわけではないと考えます。学ばなければなりません。こうした有益な発言者を活かすも殺すも我々次第なんですから。ほんと誰も聞く耳もたなかったですから。少なくとも、わからない場合は判断しない方がよいように思います。「わからない」「今は考えられない」と声を上げるのが正しいように思います。世の中にはあまりにも問題が多すぎます。全てを自分で判断するには困難です。信用出来る人を見つけておいて「わからない」「考えられない」時はその人を頼るのがいいのかもしれません。そうすると信用する責任も明確化されますし楽になるかもしれません。「わからない」「考えられない」のにサインするのはもう止めるべきでしょう。