6月14日 40年前は私は孤立していた。人々は組織にならなければ声すらあげられなかった 小出裕章(TBSラジオ Dig)2011年7月2日
http://hiroakikoide.wordpress.com/
(私見)
これは凄いよくわかります。
個で行動をおこすことは基本なのでしょうが、
個でどうにもならない相手と戦う場合には味方を増やす必要があります。
小出さんは見たとおり一人で戦うのに特化した方なのだと私などはみておりました。
つまり仲間を増やして組織をなし旗ろふるタイプではないということです。
これは運命としかいいようがないに思います。
普通こうした素晴らしい人には多くの人が集まり、
中には束ねたり、声を上げるのが得意な人がいたりするものです。
しかし、そういう人がいつかなかった。ということでしょうか。
思えば野尻先生もそうです。
特に野尻先生は群れるのが大嫌いな人です。
多くの人が集まりましたが去って行きました。
自分の創設した書道会を、「これは私の書道会じゃない。皆の書道会なんだ」と、
耳にタコができるぐらい聞かされます。
孤高な人に敬意を抱く人が減ったのかもしれません。
昔の日本人とは随分変わったものです。
そういう点でもやっぱり責任があるのだろうなぁ、と感じます。
とはいえ、
「駄目な時は何やっても駄目なの。出来ることは現状を直に受け入れるだけ」
という野尻先生の言葉を思い出します。
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