2011年4月11日月曜日

福島、大前研一氏の見解を振り返る

大前研一というと10人に問いかければ10人が顔を曇らせた印象がある。中には激高される方もおりました。理由は概ね想像できましたが、個人的にはキレものであり全体を見通せる数少ない日本人の一人であると認識し、ことあるごとにどういう見解をされているかチェックをしていました。

本から氏が元々は原子力開発の専門家であったことは知っていました。早々に原子力の未来はないと見越し速攻で止めた決断力には唖然としたものであります。現にそうなっております。ある程度の知識と心と覚悟の準備がようやく出来ましたので振り返ってみました。

専門家であったということもあり、氏の指摘と予測が完全というほどに的中し現状もその通りに推移しているようです。思えば11日にUstで見た東芝で格納容器を設計された後藤さんも似たようなことを仰っていたように記憶しております。氏の解説は実にわかりやすく淡々としており、少し気持ちが落ち着いた方は読んでみると、この一ヶ月の動向が総括できると思われます。それにしても科学の世界というのはこれほどまでに正確に推移するのですね。科学・・・大嫌いだったもので。

日経BPネットに氏のブログがあります。この記事の時点で一ヶ月後の現状と一致した動向に至っています。記事を書いたのは14日ということなので、まる3日時点で既に結果は出ていた。ということは、当事者である東電や保安院は当然これを理解していない筈はないので、そう考えると改めてあれらの発表に対して憤りは隠せない。政府は当初状況を4と発表し、後に5に上げていますが、氏はこの時点で現状まさに陥っている状況である6をこの時点で指摘されている。政府はスリーマイル島相当とコメントしているが、どう贔屓目にみてもそれ以上、つまり6だろう。つまり関係者はこの時点で6になることはわかりきっていた。

福島第一原発で何が起きているのか――米スリーマイル島原発事故より状況は悪い
2011年03月15日
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110315/263842/?ST=business&P=1
当初その言語を出すだけで煽りだなんだと非難された。
ジャーナリストの上杉隆氏などは矢面に立たされ非難を浴びたが、
現実問題それは正しかったし、それを大前研一氏も既に指摘されていた。
実に明快に分かりやすく解説されている。
そして今後の日本が歩むざるおえない道についても書かれております。
20年、30年、それ以上とかいうスパンなんですね・・・。
日本は勿論として、今後世界のエネルギー政策におけるいい意味での教訓にしていかなければいけませんね。
炉心溶融してしまった福島原発の現状と今後
2011年04月04日
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110404/265766/
氏はこの記事で「一億総下流」の時代が到来したと述べております。
今回の震災より人災から日本経済の下降は加速度的に進みそうに思えます。その中で豊かさについて改めて見つめ直し、生き方を切り替える時期にきていると痛感いたします。不撓不屈の精神で立ち直ることを信じて。その時期がくるまで力をためる必要な時期なのかもしれません。
メルトダウン寸前の日本経済――自分の将来をどう守るか 2011年04月11日
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110411/266506/?ST=business&P=1
 と、書いている最中に震度6弱の地震!!!17:16頃?!
東京も4でしたか。やはりあの揺れは3ではないと思いました。逃げる準備をして玄関におりましたが、とりあえず収まってよかった。福島が心配です。1、2、3号機は再び外部電源が切断されたとラジオでは報じられております。皆様お気をつけて!!エールを送ります。
18:10時点で追加情報:外部電源復活だそうです。ホッと胸をなで下ろすも震度もマグニチュードも高いので地震被害が心配です。皆様お大事に!!(震度6弱、マグニチュード7.0、深さ6Km)



別件ですがこの過去の記事。
2005年に衆議院公聴会でもやっていたようです。日本は地震活動期に入っており、そういう意味では起こるべくしておこった・・・と言わざるおえないようです。公聴会までやった上に他人ごとのように耳を塞いでいた自民党と、その他与野党の議員皆様。これ以上はさせてはならない。今日の地震といい、活動期ということは今後は地震にさらされながらの経済活動ということになりそうです。
「迫り来る大地震活動期は未曾有の国難である」
http://www.stop-hamaoka.com/koe/ishibashi050223.html