2011年4月14日木曜日

歯槽膿漏と血流

昨年ですが私は歯槽膿漏と認定されてしまいました。
一番驚いたのは本人は当然として、周囲も驚いていました。
ショックをうけたのは前期症状に気付かなかったことです。
うちは歯槽膿漏の人が家系に多くいるので、かなり注意してましたいし家族にも啓蒙していたぐらいですから。

歯槽膿漏の典型は歯茎が腫れ、血が出るですが、これがなかったので気づきませんでした。
ちなみに、もしこうなっていたらこの時点で相当ヤバイです。
私の場合、歯茎は常に締まっていましたし、何か食べて血が出たこともありません。
なので青天の霹靂でしたが、全く前期症状がなかったかというと、あったのです。
当時は気づきませんでしたが、「あれ?おかしいなぁ」というのは気づいていました。
知識としてなかったので、まさに気づきを掴みそこねたのですね・・。

その前期症状とは、
歯茎の色です。
健康な歯茎の色はピンクといいますが、恐らくそのピンクというのがどの程度かほとんどの人はわからないで先入観でみていると思います。私もそうでした。
私が気づいていたのはそこでした。
「ピンクってどの程度を言うのだろう。これもピンクちゃーピンクのような・・・」と解釈してしまいました。
実際に健康な歯茎になるとわかりますが、本当のピンクです。
今になりようやく「この色かぁー、こりゃーピンクだ」と悔やまずにはいられません。
一度歯が綺麗な人に見せてもらい、自分の歯茎と比較した方がいいですね。
その色よりわずかでも赤みが強かったり、ましてや紫がかっていたら、確実に不健康なレベルということがわかります。特に薄紫は既に進んでいると自覚した方がよいですね。私は今思い出すと薄紫でした。

私の場合、歯石もあまりありませんでした。それでもわずかな歯石に菌が猛烈に繁殖し歯の内側にそって侵食したのが原因のようです。私は鼻が悪いのでどうしても長年口呼吸を余儀無くされていますが、口呼吸の人は口内細菌リスクが鼻呼吸にくらべ突出して高いため、特に要注意です。ハンデですが致し方ないですね。

歯槽膿漏に対する対策をあらゆる面からとっていた結果コレなのですが、結局どうやって今維持しているかと書きますと、結論として「丁寧に磨く」以外の解決策はありません。断言できます。それまでも超音波歯ブラシ、歯間ブラシ、フロス、マウスウォッシュまでやってなりましたから。今思うとやり方がヌルかったと反省します。歯磨きというより、「歯と歯茎の間磨き」と考えるべきでした。歯の表面自身は実は余程のことがない限り虫歯にはなりません。虫歯リスクは溝にあり表面はほとんどないです。ただ、歯の色を綺麗にしたいというのなら、歯の表面を磨く歯ブラシを買ったほうがよいでしょう。ちなみにコレも罠がありますが、歯の表面は磨きすぎると逆に虫歯リスクが上がるため、結局は歯医者の定期健診を1年に最低1度、出来れば2度行い、プロに磨いてもらうのがベストに思います。

歯磨きというのはかなり事実を明白に反映させる鏡です。
怠れば結果は明らか。
鏡を見ながら歯と歯茎の間を丁寧かつ厳密に掃除しない限り歯槽膿漏のリスクは減りません。歯ブラシが開いて駄目になるような磨き方は厳しいようですが、論外と言わざる終えません。開くほど力を入れてはいけないのです。私の歯ブラシはあれ以来ひらくことはありません。開くことなくそのまま短くなります。逆に開きだすと、「あ、いけない力を入れすぎた」と調整する指標になります。そしてそれなりに長い時間をかけないと歯茎の健康というのは回復しないということもわかりました。それでいて手を抜くとあっという間に悪化します。歯茎は極めてデリケートですね。


既成概念として、腫れ、血というのが歯槽膿漏の指標とされているために見逃されがちですが、歯茎の状態というのは日々かわります。そのため先入観となって見逃されがちです。毎日微に入り細に入り観察しているとわかりますが、血流が悪いと悪化します。これは目にも共通するに思いますが、よく言われる局所マッサージの効果は極めて微々たるもののように感じます。最低一日10分とかする覚悟がない限りは効果はないでしょう。目のリンパマッサージ等もそうですよね。毎日暇さえあればやってるぐらいになって初めて効果が出るものでちょっとやったぐらいでは何の足しににもなりません。なので、歯茎マッサージを指導する歯医者さんもいらっしゃるでしょうが効果的とは言えないように思います。

効果的なのはやはりウォーキンですね。1日30分を2回とか3回とかベスト。1回でもしないよりマシかなと。全身の血流が改善すると、目も歯茎も総合的に回復することに気づいた時は感動しました。結局は全身で改善したほうが一挙両得です。全身が解決しない限り、局所でやっても結局はほとんど改善はみられません。なので体調が悪かったり、ウォーキングが途切れると覿面に色がかわり焦ります。その時に居所マッサージしたりしたのですが、無駄でした。大海の一滴と同じです。

やはり健康は食の内容と量、そして運動なのだと痛感しております。
今の課題は一人でも出来るスポーツを見つけることですね。皆さんも歯茎をお大事に。10人に8人はまず歯槽膿漏ですから。4から6ミリで止めておいた方がいいですよ。8ミリいくと本当に悲惨です。10ミリでサヨウナラですからね。