2011年5月5日木曜日

大脳停止が生きる活路かな?

最近読んでいる本に禅や脳の本が多いです。
とても興味深く、今までの多くの点としてあった疑問が線となって面となり解決されていくような気分です。
そして人類の不幸は大脳偏重主義社会の結果だと思うに至りました。
そう考えると実に余りにも符号する問題が多いのです。
そして、そもそも私は大脳偏重主義者だったようです。
そもそも言葉が多い人間というのは、脳的性質からいって大脳が働き過ぎる問題を抱えているようです。ということは、明らかに私はそうですね。

大脳は要所ようしょで動けばいいのであって、普段は脳幹で生きるべきだと今は思ってます。元々人間はそうして長い間きたのに、ここ5,60年ばかり日本あたりは頭のいいつもりになって生きてきたに過ぎません。その結果が原発やリーマンショックですから、ちゃんちゃら可笑しいですね。

ただ、脳幹ベースで生きるには社会とそぐわない為に大変です。
かなりの方向転換と工夫を余儀なくされており、同時に過去の習慣から脱却する苦労は計り知れないものがあります。それでも地味に続けていこうと思っています。

私が最も肉体的に充実していたのは23ぐらいの劇団員時代でした。以前は年齢的な要因が大きいと思ってましたが、最近は違うと思っています。というのも、その感覚に最近近づいてきているからです。劇団員時代はとにかく働きました。人生で最も身体を動かした時期であり、最も健康な時期でした。年がら年中風邪をひいていた私が滅多に風邪をひかず、風邪をひいても、先輩に「え?38.5度・・そんなの熱じゃねー!!」で一喝されて終了。許されないと頑張るしかないんですよね。(笑) 語弊があるかもしれませんが、当時の劇団はちょっとした強制収容所みたいなものでした。でも、今思うとそれが肉体にとっても脳にとっても良かった思います。本を読んでわかったのは、あれは内容や言葉遣いをかえればお坊さんの修行とそんなに変わりが無いようだとうことです。

やることが明確で迷いがなく、迷う暇も一切与えられませんので、大脳が思考停止せざるおえません。やることは一杯あるので順番を決める時だけ大脳が活躍します。思考停止しないとやっておられません。意識、無意識を問わず、思考する人はことごとく止めていきました。私も周囲から「止めろ」と言われ続け、その助言は世間的にみると正しいと理解してましたが、劇団が解体されるまで止めませんでした。色々疑問はあったのですが、敢えて劇団の持つ価値観(自分とは真逆)に自分を埋めてみようという、もっぱら自分への挑戦でした。思い返すと消極的挑戦が多く至らないことしか思い出せません。勇気が足りなかった。

未だに悪夢を見るときは舞台上が多いです。(笑) もの凄くリアルなんですよ。(笑) カラーは当然として音も動きもありますし、全員表情も鮮明です。夢の内容は、気づくと舞台に自分がおり、セリフはおろかこの芝居の台本が何かすらわからないのですが、そろそろ自分のセリフの番だということだけがわかります。まー怖いですよー。(笑) セリフが飛ぶなんて最悪なんてもんじゃないです。瞬間的に色々なことを思うんですね。

「えー!!劇団解体されたんじゃなかったけ!?」とか、(最近は夢ってわかります)
「嘘、嘘、嘘、そろそろ俺のセリフだよ・・・え!?」とか、
「本が思い出せない!!本が思い出せないのになんでソロソロってわかるんだ」とか、(冷静)
「あー何も出てこない!!でも、ソロソロだよ間違いない」とか、(焦り)
「ヤバイ次だ!!次だよ!!」ときて、
「キターーーーーーーーー!!あーーーー!!」(悪夢)
一瞬の間の後に皆が「おい、お前だよ!!」って顔で見るんですよ。恐怖最高潮!!(笑)
「うわーっ!!」って大声だして、その声に驚いてガバっと起きますね。(笑)

セリフの少ない端役の私ですらこうなんですから、主役クラスの人ときたらどうなんでしょう。そういえば、劇団時代の忘年会に概ね毎年参加しているのですが、うちの看板女優さんが「未だにセリフがとぶ悪夢をみる」ってって去年だか言ってました。

ここ一年ぐらいは悪夢もみなれたもので、夢の内容をコントロール出来るようになってきました。面白いですね。途中で夢だった気づくんですよ。確信として。すると堂々したもので、(笑)「うるせーわ!これは俺の夢なんだよ。俺の夢なんだから俺の言う通りにしやがれぇ!!」って感じです。すると、若干コントロール出来るので夢を弄んだりします。面白いものです。

相変わらず蛇足が長くて恐縮ですが、結論として、思考を滅多矢鱈に巡らせず、来た仕事をし、身体を存分に動かし、ガハハと喋り、楽しく食事をし、パタっと寝る。これこそ動物である人間の幸福な姿なのだなぁと今は思います。未来なんて人間の観念の世界でしかないんですね。生物にあるのは今だけ。大震災後一層痛烈に感じます。