2012年1月8日日曜日

武田邦彦:緊急速報  データの見方

緊急速報  データの見方
http://takedanet.com/2012/01/post_7611.html
(引用)
セシウム降下量は落ち着いて来ているようですが、本日、具体的なデータはもう一度検討します。その間、データの見方について簡単に書きました)
今回のセシウム降下物が増えたことについて、どのようにデータを見たらよいかについて、急いで解説をしておきます。読者の方には大変失礼ですが、私がいつも学生に注意していることが中心になります。

学生は、科学的な研究を始めて経験するので、どうしても「人間的」にデータをみる傾向があります。主な注意点は、1)自分の意見や損得でデータを取捨選択する2)最初からデータが間違っているといって除く、3)有効桁(説明します)の意味を理解していない、の3つです。 
(中略) 
このことから今回のセシウムの場合、

1) まずは、データは正しいとする、
2) 3桁ぐらいまでは読んでも良い、
3) 定時降下物と呼ぶ限りは、定時降下物と思って良い、
4) 従って、8月以来、異常な状態である、
と結論して最初は考えるべきであることがわかります。音声付きです。

(私見)

科学の考え方、とても興味深い内容でした。
びっくりしました。「え?それって当たり前じゃないの?」と思ってしまったからです。
私は学科としての科学は一番大嫌いでしたので、(何が面白いか全く理解できなかった)
ろくにやりませんでした。(笑)

父は科学畑の人間でした。大学で一時研究員もやってたんです。
なにか遺伝的な者を感じてしまいます。ま、今更ですが。(笑)

この話、師も全く同じことを言っていたことを思い出しました。

「人は見たい景色を無意識にみようとする。
見たくない景色をみせられても”そんなはずはない”とか”違う”とか”下手”とかいう。
それはつまり”対象物を見てない”ということなんだよね。
その人が見ているのは、ろくに形成されていない観念であって、
目の前の対象を、作品を、景色を見てはいない。
見えていなければ、書けないのは当然だよ。
手は目よりずっと遅れて動くようになるからね。目は常に一歩以上先にいっている。
よく見るから、よく書ける。
よく聞くから、よく喋れる。
よく読むから、よく書ける。
入れなければ出ない。
ただ、それだけ。

下手だとしたら、入れていないから。
入れるのが先。下手で当たり前。
まずは入れることに注力したほうがいい。
見えているということと、見ているのは意味が違うんだよね。
見るというのは相当集中しないと見えないものなんだ」

これは、昨日土曜に放送されたラジオでも端的に言ってました。
書くよりも前に見ること。

「見て、見て、見ると、書きたくなる。
それが人間というものだよ」 とも言ってました。