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2011年3月16日水曜日

足元をみて

今日電話がありました。
野尻泰煌先生です。
私の書のお師匠さんです。
安否確認で1度電話したきりでした。

概ね15年前に先生と知り合って
もうこれ以上驚くことはないというぐらい驚かせて頂きました。
凄い、
凄い人。
まるで漫画の世界。
とても現実とは思えない。
そう思ってきましたが、
今日ほど驚いた日はありませんでした。

凄い。
どんな精神力なのか・・・
どれほどの胆力なのか・・・・
全く想像できない。
何をどうすればこうなれるのか、
なるのか全くわからず呆気にとられてしまいました。

まるで普通なんです。

かかってきた電話の要件はいつもと全く同じ要件でした。
こっちは落ち着いたとはいえ、それでも何かと色々心中穏やかじゃないのにまるっきり普通なんです。
私の様子を全く別な意味で察して色々話して頂けましたが、その辺りもいつも通りなんです。
まるで普通なんです。

この普通が凄い。

先生は昔から、自分が出来ることは何でもする方です。
それは誰しもが思うような範囲を超えて実行にうつし、休むこともありません。
何せ止めても全く聞きません。
常識では考えられないことも含めあらゆることをします。
糖尿も薬を投与せずに治してしまいました。
眼底出血の時は本当に怖かったでしたが、
その方法もまるっきり尋常じゃありませんでした。
その時も、
「糖尿や眼底出血は治らないと言うけどやっぱり嘘だね。嘘というか・・・出来ないんだろうね。治るまで頑張れないだけでさ。治ったよ」と笑ってました。
私の父も糖尿なのですが、先生の闘病方法を聞いて「無理だ・・」と呟いてました。
常人には無理な方法でした。

かように自分が出来ることは方法を選ばない。
時間を選ばない。
労力を惜しまない。
ですが、出来ないことは一切気に止めないのです。
知り合って間もないころ、FAXの送り方を知りませんでした。
そもそもFAXという単語を知りませんでした。
「あの電話で紙おくれるやつ。あれでやって」といった具合でした。
出来る人にまかせるのですが、任せきるのが凄い。任せきりかたが尋常じゃない。
任せたら結果が出るまで完全に忘却されてる。

以前先生は、

「出来ないことはできないよね?
今出来ることをすればいいんじゃない?
不安って言うのは足元が疎かになっているんじゃないかな。
未来や過去に心を奪われると今が失われるよ。
誰であれ今でしか生きられないんだから。
今を固定して未来を推し量ったって、
今は刻々と変転しているんだから、皆の言う未来だって刻々と変転しているよ。
そこを皆勘違いしているんだよねぇ」

そうだ!
とは思っていましたが、なかなかそうは問屋が卸しません。
言うは易く行なうは難し。
理解したことと、腹におちることは別でした。
出来ないんですよねぇ。

だから、この先生の普通さには本当に驚きました。
今出来ることに集中しようと考えを新たにしました。
それでもやっぱりなかなか出来ないでしょうが、
出来るできないは横においておいて、
改めて足元をみようと本日考えさせられました。

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