2011年8月5日金曜日

武田邦彦:私は「転向」したのか?・・・科学者の信念


私は「転向」したのか?・・・科学者の信念
http://takedanet.com/2011/08/post_fa7c.html
(引用)
私は、「原発は推進すべきである」という考えから、「原発は即刻、中断すべきである」という意見に変わりました。世間の人はこれを「転向」として批判しています。
科学者、特に私のような工学の分野では、その活動は「社会に貢献する」というのが前提です。「エネルギーを安定させるために原子力を進める」という信念は、「原発が事故を起こすようなら推進できない」というのと同じです。
科学的に見て原発を中断するべき時でも、政府がそれを推進することはあります。でも、私たち科学者は政治家ではなく、「原発が必要かどうか?」より「原発は安全かどうか?」の方に判断の基準があるはずだからです。

人間の考えは未熟で、間違いだらけですから、意見を変えることはやむを得ないと思っていますが、今回の私の「転向」はターゲットの変化であり、科学者の信念や心としての「転向」をしなかったという点で自分でも満足できるものでもあります。


(私見)

私はこういう柔軟な方が大好きです。
人間は完璧ではないのですから、間違った選択を誰しもとるものです。
情報や知識そのものが常に不完全です。
時は常ではないので、瞬間に真逆の判断がくだされることもあります。
問題は骨子がブレていないかどうか。
武田邦彦さんはブレていないと私は感じています。
こういう柔軟な方が世界には必要です。
今の政府やお役人のように、国民を殺してでもルール(自分達だけでしか通用しない都合のいいルール)を頑なに守ることに価値を感じません。手段と目的を完全に履き違えている。

しかし武田邦彦さんを批判したくなる気持ちもわかります。
そうした人は羨ましいのだと思います。
表面的には地位やその収入がありますでしょうが、本質的にはその自在さが。
団塊の世代以降は戦後洗脳世代だと私は思います。
洗脳された世代は自由にモノが考えられないもどかしさ、苦悩があるように思います。
ルールや理想を押し付けられた世代ですから。