2011年8月21日日曜日

武田邦彦:メールのご質問の答え(音声ではない)第2回

メールのご質問の答え(音声ではない)第2回
http://takedanet.com/2011/08/post_25b7.html
(引用)

●  牛乳や粉ミルク

チェルノブイリで牛乳が原因で甲状腺ガンがでたように、牛乳や粉ミルクは危険です。でも、お困りになる場合は北海道や九州のものをとるしかないのが現状です。牛乳販売メーカーはベクレルを発表しませんし、粉ミルクメーカーは製造年月日を言いません。それは放射性物質が入っているから発表しないと考えた方が良いでしょう。

●  ホールボディーカウンター

体の放射線を測定する器械ですが、あまり信頼できません。というよりもともとひどく被曝した場合は別にして、体の外から被曝量を測定するのが無理だからです。厳しく言うと「被曝を小さく見せる方法」ともいえるものです。これは甲状腺ガンをのどに直接接しても精度の良い被曝量が出ないことを考えると理解できると思います。計算の方が正確にわかるでしょう。またヨウ素のように半減期の短いものはすでに被曝していても、まったく出ませんからこれも意味はありません。

●  ヨウ素剤

アメリカにお住みの人からアメリカの医師が日本にいった人についてヨウ素剤を飲むように進めているというメールがありました。アメリカでは事故直後から日本にいった旅行客にヨウ素を配っています.チェルノブイリ事故の時にヨウ素を服用した子供には甲状腺ガンが出なかったのです、すでに現在は事故から5ヶ月を経ていますので、ヨウ素剤の効果はほとんど無いと考えられます。また、ご家庭でヨウ素剤を用意するのは、原発が再開されるところでは必要と考えられます。ポーランドのように自治体がヨウ素剤を各家庭に配るように市役所に強く要望するのが適当です。

●  海産物の放射線

海産物の放射線は、8月9日頃、フランスの測定データが発表されました。日本のものは隠蔽しているので基本的には信頼できません。それによると、福島、茨城、千葉の海産物は、アイナメ、メバル、昆布など200-1000ベクレル程度のセシウムが検出されています。北海道、関西、九州はよくわからないのと、ストロンチウムが測定されていないので、不明なところが多いのですが、日本の測定値でもサバが100ベクレルを超えています。そこで、自衛策としては、「北海道、九州、関西、日本海」の魚と藻類に限って購入することをお勧めします。魚の種類は少しの大小がありますが、どれということなく汚染されています。