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2011年8月6日土曜日

武田邦彦:「遅れず」(推薦)

「遅れず」
http://takedanet.com/2011/08/post_975d.html
(引用)
人生も後半生になって私は一つだけでも自分が守ることを決めておきたいと思った。自分が少しずつ傲慢になっていくような感じがしたこともそう思った理由の一つだ。 
そして、「どんな場合でも、時間に遅れないようにしよう」と決意をしてもう数10年を経た。たとえば、結婚式。かならず2時間前に行く。 
かくして、講義でも、テレビ収録でも私は2時間前に行く。辛いのは早く家を出ることではなく、いかにして「あまりにも早く着いてもどこかに隠れていて、正常な時間についたフリをするか」である。

会場に早く行くと、世話をしてくれる人の時間をとる。自分がお客さんだったり、先輩の時には、出迎える人や後輩が恐縮する。それを防ぐために、近くまで来て喫茶店に入る。昔はミスタードーナッツの雰囲気が好きで、ドーナッツを1つとコーヒーを頼んで、その町の時間を楽しんだ。 
ゼッタイに言い訳をしない、このことだけでも、とても大変だが、それが自分の誠意を自分自身で試すことになる。

今までもう何年になるだろうか、「遅れず」の記録は続いている。でも、いつの日かこのモットーを守れない時が来るだろう。それも仕方がないと自分では思っている。むやみにがんばらず、ダメなときはダメというのも私の考えだからだ。 
「遅れず」にもう一つ裏の意味を持たせている。それはどんなに面倒なことでも世の中の動きに遅れないようにしようと思っていることだ。それも集団生活をする人間にとってはとても大切なことのように思う。

私が今でも、最新鋭の携帯を使い、ほぼ全部を自分でパソコン、ソフトを入れ替え、周辺機器を備えているのも、この「遅れず」の陰の意味を全うしたいと思うからだ。 

(私見)

柔軟性のある信念のある方だなぁと思っておりましたが
このエントリーを読むとよくわかります。

・自分の誠意を自分で試す。
・集団生活をする人間である以上は世の中の動きに送れないように。

この2つは物凄く胸に響きました。
世の中の動きに、というのは私も常に胸に思うことです。
どんどん老いてくると、遅れていくことに対して鈍感になると同時に、自己を正当化するために今に対して否定的になります。つまり傲慢になっていくように感じました。
基本的には流行やタレントやアイドルやスポーツ、細かいニュースも含め、元々興味がない方でしたがいよいよ関心がなくなりつつあります。それで最近は意図的になるべくツマムようにしてますね。
だんだん体が自由に動かなくなり、エネルギーが減り、モノが覚えられなくなり、そのストレスから「若いものが寄り添えよ」的な感覚が強くになるのが老いに思います。しかし、それは傲慢な考えだなと。
寄り添うのはお互いさまです。それが社会。

昨日の児玉龍彦教授もおっしゃってました。
「あなたが最も得意なことをすること」
野尻先生もよく言ってます。
「みんなのお陰なんだから。本当だよ」

自分の誠意を自分で試す。
これは深く反省するなぁ・・。

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