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2011年8月22日月曜日

武田邦彦:日本のために理解しよう(1)・・・太陽電池で税金をガッポリ


日本のために理解しよう(1)・・・太陽電池で税金をガッポリ
(引用)
1) エネルギーや電気というのは「再生可能」などというものはなく、すべて「再生は不可能」です。従って、「再生可能エネルギー」というのは事実ではなく、学問に反しますから、本来なら国会でそのような名前が使われるのを専門家が注意するはずです(どうせ日本国民はわからないと思っています)。

2) 電気を作るときには、{電気を作る設備}にエネルギーを使うか、{電気を作るときの燃料}にエネルギーを使うかのどちらかです。つまり、{電気を作るためのエネルギー}={設備のエネルギー}+{燃料のエネルギー}です。石油火力発電では、{設備2:燃料8=合計10}ですが、原子力発電は{設備8:燃料2=合計10}です。そして、太陽電池は、{設備30:燃料0=合計30}です(設備のエネルギーを隠してもわからないと思っています)。

3) 装置に入れるエネルギーを100とすると、ほぼ33%が電気に変わり、67%が熱になります。発電の方法によって少しずつ違いますが、おおよそこのような比率です。

4) 世界ではドイツが太陽電池を使うことに熱心でしたが、これまで12兆円をかけて、国民が使う電気の400分の1(0.25%)を得たに過ぎません(ニューズウィーク報道)。これに対して普通の発電所は100万キロワットでも3000億円ぐらいですから、日本全体で200兆円以下ですから、12兆円も使えば4%程度の電気をえることができます。つまり、太陽電池は10倍以上のお金(エネルギー)を使うことを意味しています(海外の情報はほとんど流しません。ヒットラーの時と同じです。)

5) 国会で「再生可能エネルギー」というのを「国家の買い取り」にするというのは、「法律を決めた政治家が高い太陽電池のお金を払う」のではなく、「国民がその分だけ高い電気代か、税金を払う」ということを意味しています。でも、反対が起こらないように「原発がなければ電気が足りない」、「石炭や天然ガスを使うと温暖化する」と根拠もないことを理由にしているだけです(国民を脅せば、「環境派」がお先棒を担いでくれると思っています)。

6) この法律が通ったら、一部の実業家が大もうけをします(当然ですが)。 土地を国からただで借り受け、そこに工場を建設し、そこからどんな高い電気ができても強制的に買ってくれるというのですから、大もうけに決まっています。せっかく民主主義になり、選挙があるのに、情報が曲がって伝えられたら、せっかくの選挙も台無しです(太陽電池の電気をどんなに高くても買い取る法律など正気とは思えませんが、裏の力は膨大です)。

7) 今のところ、「エネルギーに再生可能はない」とか、「太陽電池は狭い日本の国土を占有するから、アメリカのネバダ砂漠に太陽熱発電を置くのとは訳が違う」という大人としてのしっかりした議論もまったく行われません。おそらくは「日本人の幼稚化」と「報道の不誠実」、それに「誠実な指導層の絶滅」でどうにもならない状態になっていると思います。

このままでは日本の子供たちは悲惨なことになるでしょう。というのは、これまでも日本の電気代は、韓国の2倍、アメリカの3倍もしていたのに、さらに2倍ぐらいになりますから、とうてい日本の中で工業を進めていくことはできなくなるでしょう。

(私見)

私は太陽光に関して安易に考えていたことを反省しました。
知るべきことが多すぎる。
少なくとも、「再生可能エネルギー」という表現にはずっと違和感を感じていました。
それは言葉の嘘のように感じていました。やはりそうなのですね。
原発は止めるとして、しばし化石燃料に頼りつつ日本の風土にあった発電方法を真剣に議論すべき転換期にきているように思います。
結局彼らは我々から吸い上げることしか考えていない。
国の未来を全く考えてないことは明白なようです。

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