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2011年8月17日水曜日

日本人の指導者

ここしばらく戦争に纏わる放送を集中して見聞きしておりました。
日本は何も変わっていない。
酷く落胆しました。
第二次大戦より今の日本まで何も変わっていない。
何も学んでいないことを知りました。
ここから真っ当な日本人は何を学び、今後どうすればいいのか。
日々考えます。
確実に出来ることは、
問われれば誤った判断にはノーといい。
ノーと言った言葉通りの行動をとることでしょうか。
そして誤った判断にはちゃんと謝罪し、その過ちを反省する。
簡単なようでとても難しいことのように思います。

期せずして、
武田邦彦さんが私が言いたいことと同じようなことを書かれておりました。

武田邦彦:無謀な「精神力重視」は無くなったと思ったけれど・・・
ブログ:http://takedanet.com/2011/08/post_691c.html
音声ファイル:http://takedanet.com/files/takeda_20110817no.88-(4%EF%BC%9A12).mp3

日本人は、絶対的な権力者が必要な国民なのではなかろうか?
私はこの6年間ずっと考えておりました。
言うなればローマのカエサルの時代のようなとでもいいましょうか。
議会をもちつつも、君主の最終決定は絶対である。
そう考えたのは、今の指導者側のあまりにも無責任だ言動と、
結果的に実際に責任をとっていない現実です。
どんなに薄くても毒を飲ませたらそれは事件です。
にもかかわらず、今は皆で毒を喰らおうと大合唱です。
これは異常としてうつります。


チェルノブイリのかけはし:給食問題
8月 16th, 2011
http://www.kakehashi.or.jp/?p=3992


今の先進国を覆う最大の弊害は責任の曖昧さだと思います。
ブッシュ大統領は「核兵器はなかった」と発言しながらもその責任をとっておらず、
CIAが911テロを事前に捉えていながらも無視した責任をとっておりません。

つまり権力者が責任をとっていない。
権力者なら責任をとらなくてもいい。という状況になっています。
にも関わらず、国民には絶対的な罰を受けさせる。
挙句に気に入らないだけで罪を背負わせる。
それで自由だ平和だ平等だ、人には優しく、節電だと問われても全く説得力の欠片もありません。

この厄介さは責任者の権力の曖昧さです。
権力が曖昧であるが故の責任の曖昧さに思えます。
日本の首相なんて、一体なんの権限があるのかと疑問に思います。
抵抗する内部や野党はまるで戦時中の軍部と何もかわりません。

曖昧になることを知って、彼らは合法的に悪徳の限りを尽くします。
そのような彼らを止めることは出来ないでしょう。
日本の歴史が語るように、内乱を起こそうと、何をしようと、
指導者に属する愚行は変わらないように思います。
法律も権力者が作るので有名無実です。

江戸時代までと何が決定的に違うのかと問われれば、
やはり絶対権力者の消失でしょうか。
将軍が絶対でしたでしょうが、各地を統べる大名達の権力もほとんど地域では絶対的のように思います。中央は普段は実質放おっておきますが、いざ必要とあれば有無を言わさず取り潰す等の力をふるっていたかに思います。

正直いって必ずしも良いシステムとは思えませんが、
日本人はそれ以上に愚かであると認識せざるおえない現状を思うと、
日本の風土内で自然に発生し淘汰され機能していたと振り返ります。

第二次大戦中の日本政府になるとそのような存在がいなかったように感じました。
首相は単なる軍部の調整役となり、いい変われば大名が国の名をかりやりたい放題です。
リーダーが目的もなくただ調整に翻弄されていては収集がつくはずもありません。
そこへハイエナのごとき企業が死の商人よろしく戦況に絡んでくる。
何のためにご先祖は戦わされたのか本当に胸が痛みます。
震災、原発での日本政府の対応はまるで当時と同じです。

大変な事態に陥ると、
今の日本の指導者は思考停止に陥り、論拠なく今までの姿を維持しようと頑なになるようです。
しかし、それは第二次大戦中からそうだったようです。
例えば、”原爆を落とされる前に既に陸軍は知っていたこと”
諜報部で実際に傍受された方が初めてTVに出られてました。
未だに悔いとして残っていると語られていました。

「なぜ日本軍は何もしなかったのか」この一点です。

彼らは勝手に自分の都合のいいように解釈していたように思います。
「大したことがない爆弾だ」「まだか2度は落とさないだろう」全てを自分にとって都合のいい解釈です。
二度目の長崎はもっと明確でした。
日本が所有する航空兵器で唯一B29が飛行するラインまで行ける戦闘機の紫電改。
迎撃部隊まで待機しておりました。
その部隊に所属されていた方も出演されてました。
「体当たりしてでも止める」そういった不退転の意志をもって待機しておられたようです。

長崎は5時間前に把握していました。
しかし知らされることなく落とされました。
驚いたことに、彼もまた、今日の今日まで通信を傍受していた事実を知らされていませんでした。
彼は今まさに知らされ、呆然とした表情で「なぜ」と問いてました。
あの表情が忘れられません。

そして今も続く政治家やその取り巻く権力者の果てなき愚行を思うと、
第二次大戦で行き着くところまで行ってしまったと思ってましたが、
まだまだ底は深そうに思います。

それでも国民が今直ぐに出来ることは
まずは自らが同じ愚行を繰り返さないことからしか始まらないと思いました。

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