2010年7月28日水曜日

細く、大胆に

現在、今年の泰永書展に向けて鋭意製作中の私です。
室温が37度を越し、湿度が65%という、ちょっとしたサウナで書いているようなものです。
私は皮膚が弱く、自分の汗にすらカブレテしまいますから、それはそれは大変です。
幸いなことに汗をほとんどかかないのでマシですが、そうなると熱中症になり易い。
実に厄介です。

暑いものは、暑いままに。
寒いものは、寒いままに。

そうしたスタイルが人間には最も負担が軽く済むと考え実行しております。
事実、クーラーをかけなくなってからクーラー病に一切かからなくなりました。当然です。(笑)
友人の話では、「人間の体温調整機能は概ね5度の範囲に限られる」とのことです。体力が低い場合や、疲れている場合はこの調整範囲がより狭くなるそうで、実体験からもとても頷けます。つまり、クーラーのかかった部屋とかかっていない外を出たり入ったりするのは肉体に大いなる負担を与えることなります。それがクーラー病なわけです。先日読んだ「明治人の姿」から、暑さのなかで敢えて積極的にじっと耐え忍ぶ作業を迎えいるのは精神の鍛錬になると思い奮闘してます。ま、現実は「暑いんだボケェ!」とすぐ立ち上がってしまいますが。(笑)ただ、こうした積極的な姿勢は精神になんらかの好影響を与えそうな感じは得られました。後は訓練なんですね。今は修行が足りないようです。心頭滅却すれば火もまた涼し、とは当分いきそうにありません。

話が逸れました。
今まで書きたいままに書いてきましたが、そうするとやはり弊害があると一昨年より感じていました。
そこで今年はある制限が結果的に加わりました。
文字数が多いのです。いつもの倍程度になります。
すると当然ながら不自由です。不自由な中で、自らを律し、細く、より細くと意識、自制しながら、それでいて大胆に書かねばならない。かなりいい勉強になりました。不自由なので辛いです。しかし、辛さのなかである種の面白さ、弱点が白日の元に晒され、爽やかな気分です。

やはり何事も「有るが儘を積極的に受け入れる」という姿勢は生きる上で楽しさを発見しますね。