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2011年3月26日土曜日

選択

お隣り中国では日本以上に動揺が広がっているようですね。
このことからも今回の様々な事象は世界に他人ごとではない決断を迫る機会になったように思います。
日本もこれらのことが落ち着けば個々にその選択を迫られるでしょう。

私は昔から、どうこをどう切り取っても原発は反対派でした。
爆弾にしても発電所にしても、最終的に循環しない、処理出来ないものを利用すべきではないという考えからです。
正直、明治時代のような暮らしに戻って何か問題ある?とすら思ってました。
10人に聞けば10人「NO」でした。
つまり積極的に選択したのです。
中には、「自分だけそういう暮らししたら?」とまで言ってくる人もいました。
でも、残念ながらそれは叶わないのです。(アメリカでは一部そうした地域がありますが)
何故なら世界はつながっているのですから。
だからこそ、他国は動揺しているわけです。

そもそもそう思うに至ったのは、
チェルノブイリ原発の設計者のある発言でした。事故前から言っていたようです。
それは端折るとこういうことだったと思います。
「あらゆる最高の技術や注意をはらっても、事故は起きる」
起きるのであれば、処理できることに限られなければいけないと思います。
しかし残念ながら処理する方法はありません。

世界がかくも動揺しているのはそこがあるように思います。
日本ほど異常なほど慎重で神経質で綺麗ずきで頭もいい国民が、
事故が起きた時に出来ることが、「退避」以上ですから。
彼らも幻想を抱いていたのでしょう。原発輸出国ですし。
「日本なら多少なりともどうにか出来る技術が開発されているのでは?」と。
妄想でした。
現実を目の当たりにして、
「日本でそうなら、うちの国なんて・・・ヒー!!大変だ!!!」
そう考えると諸外国の迅速すぎる対応にも納得がいきます。
中止、延期、停止のオンパレード。

ある教授は地震のある国に原発を置くのは悪魔と取引することだと言います。

それでも多くの日本人は今の暮らしを捨てたくないというでしょう。
節電意識の大きな落差をみても明らかです。
また、仮に電力を捨てることは経済立国としての立場を放棄することも意味します。
果たして今の日本人が明治に逆戻りできるのか。
独裁政権下でない限り不可能でしょう。

であれば、やはり電気は必要なのかもしれません。
ここは一つ、
代替エネルギーの開発を世界の先人を切って鋭意開発するのはどうでしょうか。
代替エネルギー先進国になれば日本の未来は明るい希望がみえてきます。
となると、当然ながらすぐには無理でしょうから当面はどうしましょう?

私は現時点ではこう考えています。
最終的には全て無くす方向性を志向する。これが前提。
その上で、
まず明白に危険な原発がいくつかあるようですから、
それらは即刻停止。廃炉もしくは石棺へ。
廃炉なら1基、5から10年かかるそうです。1基です。プラス莫大な費用。どの程度莫大かは不明。
なので、ここで財布との相談が必要だと思います。
比較的新しく危険度の低い原発は安全を見直し、今回の事故をうけて対策を必ず施す。
今回自家発電設備が動きませんでしたが、
その問題はチェルノブイリ時代に既に指摘されていることだそうです。
CNNで原発の関係者が言っていたことで、「そもそも何で私企業がことにあたってんの?」という指摘。
正しいと思います。やはり国が専門部隊を作るべきでしょう。
そうしたことを見直した上で当面は運用せざるおえないかに思います。

風力発電等を開発する会社の人が言ってました。
日本のエネルギー政策は安易に偏り過ぎている。
ソーラパネルには補助金を出すのに風力やその他の発電は無視でした。
何にせよ、自分たちが、子供たちが、孫たちが安心して住める国にしたいですね。

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