2011年3月18日金曜日

安全圏にいる発想からの転換

今日のTBSラジオ「キラキラ」コーナー枠で登場された町山智浩さんの話では、

アメリカのカリフォルニアでは何かと大変な騒ぎになっているそうです。
海の遥か向こうなのに何故?と思いがちですが、
思い出すとチェルノブイリの件で日本がそれに近いムードだったのを思い出します。
こうした時のメディアの報道のあり方は今もそうですが難しいですね。

何かと買い占めが始まっているそうで、東京で起きていることと同じ事象に思います。
ただ、正直なところ近所では昨日、一昨日あたりはかなり落ち着いているんですけどねぇ。
報道はタイムラグが結構あるので、
せっかく落ち着いているのにズレに乗っかる人がいる点も否めません。
特に放送で念押しすることでかえってよくないように思います。
「やめましょう」
「いけません」とかね。

地デジ化大使ってタレントさんで一杯いるじゃないですか。
その一人に萩本欽一さんがいるのですが、そのエピソードで以前聞きました。
「あと何ヶ月!!」とかメディアや政府は煽るんですよねぇ。あれ全くの逆効果。
私もあれ見る度に腹をたててました。「お願いしちゃいねーんだよ!!」とね。

これってあれです、「北風と太陽」なんですよね。皆ご存知ですよねぇ。
大使の中で恐らく唯一?萩本さんは承諾する条件として「ごめんね」って言わせてくれなければ受けないと言ったそうです。
国が国民の為を思って地デジ化するにしても、頼みもしないことを勝手にやるわけだから、それはお願いであるわけで、まずは謝るのが先決である。と言ったそうなんです。
萩本さんのCMが流れるや否や、かなり地デジ化をする人が多かったと聞きます。

ま、東京では見た記憶がないのですが。
これって政府や企業が結局「謝るなんて駄目だ!」ってな感じで打ち切られたのでしょうかね?
だから未だに煽り広告が横行してますよね。

ただ、これ他人事のように「そうだそうだ!」と思っていたのですが、
実は身近に多いですよね。
「子供のため」
「あたなのため」
これ、
つまり自分のためなんですよね。
自分がそうしたいから言うわけで、やるわけで。
こちらからお願いしたわけじゃないですから。
だからどっちも、
「ごめんね、お願いだからそうさせて」が本来の始まりなんですね。
考えさせられました。
正直言うと・・・自分もよー言ってましたよ。(笑) orz
だから最近は気をつけてます。他人ごとじゃないんですねぇ。

話を戻しますが、
福島にあるのはカリフォルニアにある2基と同じ会社の設計らしんです。
まさに他人ごとではない!!地理的条件も雰囲気近いですから尋常ならざる関心を示しているとのこと。
なるほど!納得できました。
しかも私見も込みでしょうが、
「日本人は優秀で粘り強い国民だからこれをどう制するのか?」
なぞと戦々恐々としているので不安感は我々とは違った意味で逼迫しているかに思います。

現地ではニュース報道を見すぎて不安に苛まれる二次的弊害が発生しつつあるようで、
日本より早くTVで災害情報を無意味に垂れ流すのはとうに止めているようです。さすがです。
そうした行動にはやはり知識のなさと、情報のなさが大きなウェイトをしめているかに思います。
彼らの知識のなさは、番組を聞いた限りにおいては驚くべきものですよ!!
我々の非じゃないですね。
そんな人達に過去の原爆被害を正当化されている現実を思うと本当に胸が痛みます。
そういえば驚いたことに中国では塩の買い占め騒動が起きているとのことですが、こちらも同じ理由のようです。
情報の件に関しては日本政府が省みるべき件だと思い、
一国民として大変申し訳無く思います。今後かような議員には投票しません。m(_ _)m

数日前、20キロ圏内にいた方がラジオ出演でおっしゃってましたが、
「こっちはそんなことを気にしている余裕はない」
と言っておられました。日々の水、食事、暖だけで必死なんです。
余裕がある側が、安全圏にいる側が考えることなのでしょう。

野尻先生と昔した会話で、こんなことを思い出しました。

「皆安全圏にいるから文句ばかり言うんだよ。
安全圏にいない人間は文句を言っている時間は惜しいからね。
考えるより先にとっくに動いているよ。
例えば、船が沈みかけているとするでしょ、
誰の責任だ!なんて騒いでいる余裕はないでしょ。
そんなこと言ってたら船は沈んじゃうから。
そう思わない?
せめて安全圏にる人は邪魔しないでもらいたいね」

なるほどと思いました。

ラジオでは映画「K19」を紹介されてました。
私・・・これ観たのですが、本当に壮絶な、トラウマになった映画でした。
でも、観て欲しいなぁ。
この事態が落ちつてからでいいから。今見るとショックが大きすぎます。
実話をもとにされているんですよね。
これが実話って・・・本当に背筋がゾーーーーーーーッとしました。
憤りと同時に、その姿に泣きっぱなし、鼻かみっぱなしでした。
鏡みたら顔が腫れ上がってましたよ。
私あれみてからというもの揺るぎないんですよね。
それにしてもあの映画が大コケしていたとは・・・。

何時の世も、いい作品と興業ってのは必ずしも一致しないんですねぇ。
町山智浩さんの熱いメッセージは確かに受け取りました。
なにがなんでもやるんです!!
この放送部分は、明日にもホームページにて公開されると思いますので是非ご聴取いただければと思います。木曜日の豪さんのポッドキャストも面白かったですよ。こちらは配信されてます。色々な人がいるなーと笑いました。

TBSラジオ「小島慶子キラ☆キラ」ポッドキャスト
http://www.tbsradio.jp/kirakira/pod/