2011年6月21日火曜日

就職感の差

私は野尻先生の父君とよく話をする。
所詮は耳学問でしかありませんが色々と勉強させていただいています。

昨夜、こんな会話をした。
「お父さんは、いつ商人を目指そうと思ったんですか?」
私は質問魔です。気になると、なんでも聞きたくなってしまいます。
「んー・・・14歳だね」
しばし逆算すると、淀みなく正確な数値を告げた。

驚いた。

私の14歳なんて漫画に夢中になりだした年であった。
この先どうなっちゃうんだろう?と思いつつも、
一方ではこんな時間が永遠と続くような思いもあった。
なんたる差であるか。

理由を伺うと、
「勉強は嫌だったし、成績も特にいいわけでもなかったから。それに子供の頃からオヤジの商売の手伝いをしていたけど楽しかったよ」と。
15歳で中学を卒業すると、すぐ父の仕事を手伝ったそうだ。
「お父さんはなんて?」と尋ねると、
「元々お前の好きにすればいいって人だったから特に何も。ただ、業績が良かったらその点では喜んでいたよ」と、セメント工場に出張販売にいって1日で当時10万円の売上を上げて、「お前どうやってそんなに稼いだんだ?!」と父が驚き、喜んでいたと仰られた。

「やっぱり才能があったんですよー」と私。
「なんか知らないけど売れちゃうんだよね」と父君。
なんか・・・中学生に戻りたくなった。

カメラが好きで、某全国誌のお偉方より「うちにきて報道カメラマンになりなさい」と誘われたとも聞く。
たいそうな給料だったそうだ。
しかしそれを断ってしまう。その理由が、
「だって向いていないよ」と爽やかに仰られた。

凄いなぁ。
こういう生き方が貴いように思う。
大脳で考えてはアカンのだ。