2011年7月5日火曜日

チェルノブイリのかけはし:移住のこと (重要)


移住のこと
7月 5th, 2011
http://www.kakehashi.or.jp/?p=3639
(引用)
基本的には、人間安心出来るところに住むのがいちばんです。 
人生、もう一度ゼロから立ち上げるのにパワーがいるんですよね。
でも、夫婦がしっかり愛情の絆を強め続けていれば大丈夫。
私は、「移住」の前に、いろんな価値観を整理しないとあとあと大変なことになると思っています。まずは、夫婦関係。これは経済の価値観も含めて。 
セシウムが心臓にたまって心臓発作を起こす可能性が高いのは男性です。 
チェルノブイリでさまざまな移住した人達の苦悩を見てきました。
今はまだ夫婦間の放射能に対する温度差もあるでしょう。その段階の家族ではとうてい移住はかなわない。まずは、夫に愛情を伝えて絆を深めておくことの方が今は重要。子供に症状が出ていたら、短期で何度も旅行などに出してもらって。
私は困難を夫婦で支えあって乗り越えた家族というのは強かったなぁと思います。夫婦ふたりで働いてようやく食べていける。 ご主人を亡くして、母子家庭で子供を育て上げたチェルノブイリのお母さんたちは大変だった。 
今の日本の経済でものを考えない。
放射能対策無能無策で、ごまかし続けて放射能を子供達に食べさせ続けている。
子供達に大量に被害がでるようなことになったら日本の経済も信用をなくし、外国から誰も何も買ってくれません。1万円が1000円の価値、あるいはもっと下がることだってありえる。そのとき、今のような考え方では乗り越えていけないから。 
たとえ安全なところに移っていたとしても、安全な野菜は高騰し、お金が無ければ汚染されたものを食べるものしかなくなる。それが私たちが見てきたチェルノブイリです。 
人間、立って半畳、寝て一畳。基本はそのスペースです。
「経済的なステータスなどなくても、家族仲良く、どこでも暮らしていける。」そういうふうに母さんが、家族を愛しきっているかどうかです。
経済だけのことではない。子供の体調、自分たちの体調、こういうときにお互いの心情を思いやれる温かい家庭があるかどうか。
痛みを分かち合っていける存在が必要です。
そういう心があれば、どこへ行ったって大丈夫。 
そしてまた、移った先が汚染される可能も、現時点ではないわけでもない。


(私見)

とても大切な多くのことが語られているように思いました。
確かに移住する前に確認しておく大切なことが多いかもしれません。
移住先が今後安全かどうかもわかりませんし。
何より、それで絆が致命的に壊れてしまっては何のために移住なのか考えてしまいます。

大切なのはお互いが助けあっていけるという確信以外にはないのでしょう。

数年後にベラルーシのように国内貨幣の価値が暴落しないとは確かに言えません。
あらゆることをして防ごうとするでしょうし、アメリカもある程度は協力するでしょうが、
少なくともそうなればEUは見向きもしないかもしれませんし、
アメリカの比護も限度があるでしょう。

どうなるのかはわかりません。
焦らずに、でも迅速に、できることを一つずつ続け、
あとは自らの生に命を委ねるしかないのかもしれません。