2012年1月24日火曜日

独断と偏見による、冬の暖房器具セレクション

ちょっと機会を得て、便利屋さんと話せたので書きたくなりました。(笑)今まで冬を快適に過ごすためにベストバイな暖房器具はどれかと色々つかってきました。その感想です。

便利屋さん談「木造建築ならなんだかんだいってストーブが一番いいですね。暖かいし、長寿命だし、電気代もかからない。パーツだって芯以外は基本交換いらないです。10年とか余裕で持ちます。そこまで使える暖房器具はありません。

聞いて意外だったのは、石油ファンヒーターって暖房器具の中では寿命が短いようです。5年もしたらメンテナンスが必要だそうです。それと石油ファンヒーターを気密性の高いマンションなどで使用すると壊れやすいそうです。

やっぱり和室、木造家屋ならストーブ!ストーブですよ奥さん!(笑)
まー、奥さんは灯油を入れるのが面倒と思う方が多く、灯油の臭いが嫌いって方も多いですね。臭いが嫌いなようなら続きませんから。あと、小さなお子さんやお年寄りがいらっしゃる方はやはり不用意な事故が起こりかねないので、注意が必要です。

(私が伺った便利さんのベストバイ)
・木造家屋で狭いなら、石油ストーブ。広いなら、石油ファンヒーター。
・マンションで狭いなら、オイルヒーター。広いなら床暖+エアコン。でした。


(私のベストバイ!)
気密性の高い部屋なら、
・オイルヒーター 応用:+床暖(ホットカーペット)

気密性の低い部屋なら、
・石油ストーブ 応用:+石油ファンヒーター or +こたつ


(冬の暖房器具セレクション)

・オイルヒーター
マンション等の気密性の高い部屋、高断熱住宅の狭い空間で威力を発揮。
暖房器具中では空気をもっとも汚さない。

(特徴)
空気を汚さない。(最大の特徴)
火災の心配がない。
輻射熱、対流熱で空気が均一な暖かさになる。
メンテナンスがいらない。
火傷等の心配がいらない。

(マズイ点)
部屋が暖まるまでに一番時間がかかるため、床暖等との併用が欲しい。
他の暖房機との併用が必要。
大きい部屋を暖めるのは不向き。
電気代がとにかくかかる。

そもそも石造りのヨーロッパで考えられたものなので気密性の低い住処、木造建築や日本家屋には全く不向き。長時間かけても暖かくならないか、なりにくいなら無駄。
それなりに大きいため、使わない時に邪魔になる。
重い。他暖房機の中ではダントツの重さ。

(オススメ組合せ)
・オイルヒーター+床暖+加湿器
・オイルヒーター+エアコン+上位型加湿器


・エアコン
広さ、建材、家を選ばない。
簡単、便利。

(特徴)
機械としては高いがクーラーを使う都合で大概は家に既にあるので別途用意する必要がない。
火災の心配がない。
即暖性に優れる。
対応スペースを考慮して買えば、部屋が複数あってもすぐに暖まる。

(まずい点)
場所が固定されるため費用対効果は悪い。
電気代がとにかく高い。
空気が異様に乾く。(空気化乾燥機度合いとしては最大)
暖かさの実感に乏しい。
結露するとしばらく運転が停止してしまう。
消すとすぐ冷えてしまう。
皮膚が弱い人にはまるで不向き。加湿がまず追いつかない。

(オススメ組合せ)
・エアコン+床暖+上位型加湿器
・エアコン+オイルヒーター+上位型加湿器


・石油ファンヒーター
気密性の低い家で最大の効果を発揮。和室との相性抜群。
汎用性に富む。

(特徴)
暖房機としては最も安くて簡単。
暖かさを実感しやすく、身体が充分に暖まる。
火を使う割に安全性は高い。
場所をあまり選ばない。
電気代は蛍光灯1本程度しかかからない。
即暖性に優れ、あっという間に部屋を暖める。
灯油の費用対効果は価格が上がった今も最強。

(まずい点)
寿命が長そうで実は最も短い。5,6年もするとススが内部にたまり、異臭が出たり、着火燃焼性能が劣化してくるため、メーカーでのメンテナンスが必要になる。
灯油を買う手間、入れる手間が必要。
空気が酷く乾燥する。
灯油を空気をつかって燃やしているため空気が汚れる。
空気の換気が必要。気密性が低い部屋だと意識しなくても空気が入れ替わっているが、気密性が高い部屋だと酸素が不足して不完全燃焼をおこし一酸化炭素中毒をおこす危険性があるため。
結露に極めて弱い。エアコンのように結露解消機能がなく、気密性の高い家では結露により故障しやすくなる。
石油ファンヒーター独特な匂いがする。機種によってかなり異なり臭いがほとんどしない機種もある。

(オススメ組合せ)
・石油ファンヒーター+上位型加湿器
・石油ファンヒーター(初期点火)+石油ストーブ(持続点火)
・石油ファンヒーター +こたつ+加湿器


・ガスヒーター
地域を選ぶが家を選ばない。でも場所は選ぶ。
火力なら暖房機最大。

(特徴)
灯油を買う手間や、補充する手間がいらない。
暖かさを実感しやすく、身体が暖まる。
石油ファンヒーターのような匂いがしないが、ガスヒーターの臭いはいちをする。
即暖性に優れる。石油ファンヒーター以上。(暖房力最強かも)
本体が小さく、軽い。

(まずい点)
都市ガスが通っていることが最低限の条件になる。
本体価格はけして安くないがエアコンを思うと遥かに安い。石油系暖房器具よりは高い。
ガスホースの都合でエアコンほどではないが場所を選ぶ。
ホースが邪魔で目障りになりがち。固定しないと足をひっかけて危険。
費用対効果は石油系暖房器具よりは遥かに悪く、値段はけして安くない。
空気が異常に乾燥する。
換気が必要。燃やしているので石油系と同じ。
空気が汚れる。燃やしているので当然。
微調整がきかない。灯油系と異なり、燃焼度合いの調整度合いが微調整が出来ず、十中八九熱くなりすぎる。
部屋より1スペック上の上位型加湿器を回してもまず追いつかない。

(オススメ組合せ)
・ガスヒーター+床暖+上位型加湿器
・ガスヒーター+こたつ+上位型加湿器


・石油ストーブ
家を選ばないが、人を選ぶ。
唯一加湿器いらずの暖房機。木造家屋、和室、こたつとの相性は最強。

(特徴)
出力が高く6畳スペックのストーブでも10畳程度を暖めることが出来る。
電気代0円。唯一純粋に燃料代だけで加熱できる。(電池なくても着火できる)
災害時にも唯一動かせる。(電気代がいらない)
暖房器具としては最大寿命。
オイルヒーターと同じく空気そのものを直接暖めるため自然な暖かさになる。オイルヒーターのように空気は均一にならず上半分が暖かくなりがち。しかし、下側つまり床側はストーブの遠赤外線によりストーブにあたっている分には寒くはならない。2、3mぐらい離れても平気だが、ストーブが向いていないところは寒くなりがち。
送風しないため部屋の温度が下がりずらい。
唯一加湿器不要。ヤカンや鍋に水を貼り天板におくことで加湿器が不要になる。つまり加湿器を買う必要がなくなり、尚且つ加湿器を運転する電気代もかからなくなるため、トータルで言えば最もコストがパフォーマンスに優れるかもしれない。

※製造物責任法上この行為は駄目と書いてあるが、大概は出来るようにはなっている。
※蒸気式加湿器は加湿過剰になったり、意外にも電気代は高い。逆に電気を使わない純粋気化式加湿器だとフィルターの手入れが必要で、それを怠ると黒かびが発生し、その胞子は重篤な病をうむ可能性をもつよう。その上でフィルターが加湿器本体を買い換えられるのでは?と思うほど高い。

遠赤外線効果で唯一身体の芯まで暖まる。人間焼き芋状態。(オイルヒーターと異なる最大のポイント)
灯油の費用対効果は価格が上がった今も最強。ただし微調整がきかないため石油ファンヒーターよりは低め。
※石油ファンヒーターよりは灯油の消費速度は早め。芯の高さを調整できるストーブなら石油ファンヒーターの燃費効率にある程度は近づけることは可能だが、基本的に中から高燃焼の幅で使うのが前提にある暖房機に思う。(高さ調整出来ないストーブもあるので事前にチェックが必要)

(まずい点)
火を直接扱うため火災の危険が最も高く、常に注意を払う必要がある。
灯油を買いに行く手間、入れる手間が必要となる上、石油ファンヒーターよりもその回数が増える。
お年寄りや子供のいる家庭では細心の注意を払う必要がある。
昔より簡単にはなったが一番複雑な部類。守るべき事項をちゃんと読み、守らないと命に危険がおよぶ。
石油ファンヒーターとは異なり、許容外に火を小さくすると不完全燃焼による一酸化炭素中毒をおこす可能性が高い。
換気が必要。
石油ストーブ独特な匂い。一番臭いがする暖房機。それでもトヨトミあたりにある最新機種だと臭いがほとんどないのもあるよう。女性は灯油燃焼系の臭いは嫌いな人が多い。それでガスが平気なのは単に慣れの問題だと思う。
気密性の高い部屋では特に換気に注意を払う必要がある。石油ファンヒーターと異なり、換気を促すサインが出たり自動消火はしない。(電気を使わないため) そのため酸素が不足すると不完全燃焼をおこし、一酸化炭素が発生する。
ストーブは上側に熱い熱が滞留し下が冷えがちになるためコタツとの相性は天下無敵。しかし相性が良すぎて何もしたくなくなるのは欠点かもしれない。外国人もこれは同意するらしい。(笑)


(オススメ組合せ)
・石油ストーブ+こたつ

・石油ファンヒーター(初期点火)+石油ストーブ(持続点火)