2012年1月21日土曜日

スポンサーのあり方が変化しつつある?

最近になりYouTubeの動画にスポンサーがついているものをよく見受けられるようになりました。
15秒ぐらいのCMから数分におよぶものまで様々です。
短いのは飛ばせませんが、長いCMは途中でスキップすることも出来ます。
マスコミの視聴率、聴取率の低迷から企業も遅まきながら動き出したように感じます。
今後スタイルはどうあれこの流れに拍車がかかることは誰の目にも明らかなように思えます。

しかしこれらは基本的には首のすげ替えといいましょうか、既存の流れの上にあるように思います。

その点ニコニコ動画は特殊で、新たな可能性といいましょうか、別種の試みに感じます。ユーザーが動画の提供者になりニコニコポイントをつかって宣伝をすることが出来る仕組みです。提供できる動画は、プロ、アマチュア関係がありません。下手なプロより素人の動画の方に提供がつくこともあるようです。提供になる側の意図は好きな番組をより広範囲に告知したいという思いから、単にお騒がせまで多様性があるように感じます。
これは株式が元々もっていた性質に少し近いような気がしました。だとしたら、提供を受けた側も何らかのアクションを提示しても良いかも知れません。アクションをしないというのもアクションだとも思いますけど。
他には有名人による「メルマガ」もそうです。寄付という形ではなく、メルマガを購読するという形で積極的にスポンサーになるというスタイルは極めて理にかなっていると思います。多くは月525円と、多数購入するには高額ですが、今後恐らく価格は下がってくるでしょう。おくる手間は一人であれ1000人であれ同じなので、裾野が広がればかなりの収入になり実質的に支持することが出来ます。

私は以前からネットにおける一般人の広告収入と寄付におけるあり方には疑問を感じていました。自分の中で釈然としなかったため、自分が携わるサイト全てに広告を廃してきました。良し悪しでなく、自分自身が納得していないために過ぎません。

ニコ動の提供のあり方にはある種の「なろほど」と言えるものを感じます。ここから発想が広がり、新たな広告のあり方が生まれてきそうな気がします。そうすれば一般人のブログ、サイトに意味のある広告を出せそうな気がします。こうした新たなスポンサーの形がシステムとして成立し、1コイン、1クリックで気軽に一般の人が支持できるスタイルが確立されれば、芸能人であったり、企業であったり、作品を一般人が支持できる、スポンサーとなれうる社会の姿が出来るのではないでしょうか。そういう姿が今後の社会において大きな位置を示しそうな気がしてなりません。

そうなれば大手広告主が札束でメーカーや製作者の頬を叩き、辱めハラスメントを行う意味そのものが希薄になっていく(あくまでイメージ)のではないでしょうか。何せ国民全員が表現者であり、スポンサーであり、消費者になるわけです。そういう姿が徐々に見えつつあるように思います。まだまだ先のように思えますが、最近のこうした動きはあっという間ですので期待が持てます。そうすれば消費者でしかなかった我々も製作者に対し自ずと敬意を持ちモンスターも減るかしれません。