2012年1月26日木曜日

カサカサする冬の肌と湿度の関係

私は長いこと冬に悩まされてきました。
冬はアトピーが最大に悪化する季節だからです。乾燥は肌への刺激となり決定的な負のサイクルを生み出します。
なんとか冬を快適に過ごしたいと努力してまいりましたが近年ようやく安定をみました。
その方法は簡単ではありませんが、ご参考まで書きますと以下のようになります。

(私の冬場のポイント)

・シャワーではなく熱めの風呂に入る。風呂には活性液がベストだが、みかんの皮を乾燥させ砕き袋につめたみかん風呂も吉(芯まで暖めるため。内蔵機関の働きを結果的に助ける)
・飲み物は常に白湯を飲む。(内蔵を冷やさないため。熱くてもダメージを受けるため白湯)
・腹巻を常時着用(内蔵を冷やさないため)
・湿度は最低でも50%、出来れば55~60%を維持。(皮膚へのダメージ軽減、しかし熱が逃げるので室内の加熱は必須。室温が低く湿度が高いと逆に肉体へダメージになる)
・18度設定でわざと少し寒めの温度にし、身体を手や乾布でこするようにさせる(乾布摩擦により肌の血流が促されますし、長っ尻を防ぐ)
・外を早めの速度で走る。(血流を促す)
・身体を暖めるモノを中心に食べ、冷やすものは出来るだけ食べない。
・食べ物は基本的にすりおろすか、煮込んでグズグズにする。
・ながく寝る。早く寝る。(肉体は寒いだけでダメージを受けるので睡眠時間は長めに必要)

といったところでしょうか。
書くと大変だなーって感じですが、1つ1つはどうってことない内容ばかりです。
これは取りも直さず「冷やさない」という1点につきます。
それが結果的に肌の保持にもつながるようです。
最早伝説に近い半裸のお爺さんによる乾布摩擦等は極めめて理にかなった行為だったことがわかります。ああすることで皮膚が鍛えられると同時に表面に血流が促され血行がよくなります。ただ、アトピー人はあれやると一発でアウトなので肌が健康な人に限ります。皮膚の状態をみて段階的にやるのがよさそうです。素手が一番やさしいです。



(雑感)


冬の肌>外気が乾燥>室内も暖房器具で乾燥>よって加湿すれば解消
と連想してしまいましたが、それがそもそも誤りだったと気づきました。

あらゆる加湿器を試し、時には冬場に80%以上という異常なまでの加湿を施しましたが肌はガサガサ、静電気はビリビリで解消されることはありませんでした。何故だろう?と色々な文献をつまみ読みしたころ、根本的な問題は人間の肉体そのものにあったことを気づかせてくれました。

肉体は秋から冬にかけ内部構造が完全に入れ替わってしまうほどの大変化をおこすようです。
ほとんど別な人間になってしまうと表現されてました。
その為、一年で最も人が亡くなる時期が多いのが季節の変わり目と言うのも頷けます。

その際何が起きるか、春夏との決定的な違いは熱を逃さないシステムにすげ替えられるという点です。人は気温50度の地域でも、クーラーに当たらずとも熱中症に気をつければ生きていけますが、10度以下では意図も簡単に死んでしまいます。これは熱を失うことは死を意味するからです。

冬場の肉体はとにかく熱を逃さないように、そして発生するように、エネルギーを蓄えるように大変身を遂げます。そのため、年がら年中体脂肪計を図っているとわかりますが、同じ食事をしていても必ず冬場は体脂肪が数%上がり、体重は数キロ落ちます。体重が落ちると熱量が下がってしまうため、普段の量を食べてもお腹がすくようになり、結果余計に食べる。すると更に蓄えようとするので体脂肪は更に上がる。つまり、これは当然の防御反応と言えます。

内蔵は熱を自ら余計に発し、その上で逃さないように努めます。皮膚はしまり、汗腺や皮脂は固く閉ざされ、硬化し潤いがなくなります。それは乾燥が原因ではなく、熱を逃さない為に必要な肉体の変化だったように思いました。汗腺が開いているとそこから熱が逃げます。脂もそうです。そのため固くしめる。その結果、皮膚は固くなり表面に潤いがなくなる。潤いがあると熱がより逃げやすいからです。同時に内蔵は勝手に疲弊していきます。

全ては「冷えないように」する変化の結果に過ぎないということです。湿度が高くても皮膚の表面そのものは乾燥し固くなっている。その上で電気を帯びやすい衣類を消えるため静電気もおきやすい。ということになります。ある意味では正常に機能している証でもあります。ここで冷えとの関係も明らかになります。冷える人は生産熱量が低いため冷えます。つまり出力の低い暖房機のようなものです。そのため冬場の肌のトラブルや静電気で悩まされがち。熱量が大い人は無理なく身体を暖められるため、皮膚表面が過剰に固まることもなくある程度の潤いも確保されるため皮膚ダメージが低く、静電気も発生しずらくなります。

肌がスベスベしていることと潤いがあることは別なのではないか?というのが最近の私の冬テーマです。スベスベしている状態とは潤いがある状態ではなく冬でも常在菌が元気な状態を意味しているように体感します。しかし皮膚常在菌が元気ということは皮膚ダメージの軽減にもつながりますので、スベスベしていて損がありません。しかし、潤いがないため静電気が起きやすいのは変わらないようです。とすると、熱量が低い人が潤いを出すことは、資質的に不可能であり、外的な要因、風呂、運動などでカバーするしかないと考えられます。今年の私は肌がスベスベですが、相変わらずビリビリしております。

皮膚常在菌を元気にすることは、外部の菌への抵抗力が上がりますし、それは肌の健康にも多大なる影響を与えるに思います。菌だけに栄養が必要ですし、菌が活性化するには体温の高めの維持も重要になってきると思われます。昔ながらのミカン湯などはそうした意味でも効果があったのではないでしょうか。それと冬場の皮膚はとにかくダメージを受けるため入れ替わりが早く、夏よりも冬場の方がしっかり洗って落とす必要があると感じました。ダメージを受け剥がれた角質等は雑菌の温床になり逆に常在菌を弱める要因となるかもしれません。冬場の方がアカが出るのはそのためと思われます。ただ、マメに洗いすぎると常在菌が逆に死んでしまうため1日に何度も入ったり、こすり過ぎたりすると皮膚にはよくないことが広まって来ました。1日おきぐらいが丁度いいようです。毎日洗う場合は強く洗わないことです。冬場はそもそも雑菌が繁殖できず臭いがしませんので、清潔過敏になる必要はそもそもがありませんね。単なる習慣性のものと思われます。