2012年2月7日火曜日

新装版「食卓にあがった放射能」定価1400円 七つ森書館

読みました。
この本は基本的にチェルノブイリ事故をうけて書かれたものでフクイチ以前の書物のようです。
若干加筆されているかもしれませんが概ね違いはないと思われます。

図書館で予約していたのですが、順番待ちがながく半年ぐらいたち忘れていました。
今更参考にならないだろうと思いましたが想像以上になりました。
詳細な資料も多く、数値的な裏付け、グラフによる概念的把握に富むように思います。
これなら買ってもよかったなぁ。

本の内容にかなり一致するビデオがIWJの広瀬隆氏講演会でも語られてました。
読むのが苦手な方はこのビデオをみてはいかがでしょうか。後ろに貼っておきます。


詳しくは各自読んで頂くとして、
基本的に出来ることは限られていることに変わりはないようです。
逆転サヨナラ満塁ホームラン的な妄想のつけいる隙はないようです。

簡単にまとめると

・汚染したものを食べない。難しいでしょうから出来るだけ食べない。
・遺伝子修復に必要な準備を怠らない。
・食事にきをつけた人とそうでない人には汚染蓄積量に明確な差が出る。

といったところでしょうか。

そして、日本が酷いというより、どこの国もほとんどが何かあったら「大丈夫です」と言うようです。
チェルノブイリ事故後のヨーロッパの驚くべきほど多くの国がそうしたようです。現在最も被曝に厳しいドイツですらそうだったようで、それどころか背筋が寒くなる法律が制定されてますね。まだ執行されたことはないようですが。

そしてどの国民も願うところは正確な情報を知りたい。そうしてはじめて落ち着けるのに、どの国も基本的には隠していたということ。そしてどの国も国民が民間で検査所を設けたり活動をすることで意識が高まりリスクを回避する行動をとっており、政府は何もしていないに等しい。同じなんですね。


適当に分解するとこんな感じでしょうか。

普段からの意識として、


・原発からの距離をある程度把握しておく。
・風向きをみる。(武田邦彦さんいわく、直角に逃げる)


事故がおきたら

・自国で事故が起きたら、当事国の情報はどの国であっても全く当てにならない。
・政府は国民を助けるような本質的な動きは何一つしない。
・混ぜる、誤魔化す、買いたたくは当たり前に行われていた。
・汚染は長期的視野にたって行動する。(数年や数十年では沈静化しない)
・1960年代後半まで北半球は既に相当な汚染を受け、日本も例外ではなかった。

食事

・汚染度がない、もしくは低い食品を食べる。
・汚染が蓄積しやすい食物は可能な限り避ける。
・汚染による影響は個体差が大きく、低いから出ないわけではない。
・時期によって汚染する食物は移行するため、時期を考えて食べる。
・食物連鎖の関係で、最後にくる生物ほど生体濃縮する。

・食べ物に気をつけた人と、そうでない人の汚染度は明確に出た。
・高濃度の汚染食は品をかえ長期に渡って市場に出回る。(加工食品になって)


以上です。

「実は戦後からとんでもない世の中になっていた」ということを実感しました。
つまり今にはじまった話ではなかった。
それがチェルノブイリの事故とフクイチで更に大きく上塗りされているというところでしょう。
アトピーが増えたのも実際のところ地表核実験以後の世界だと思います。
難病、奇病が戦後やたら増え、近年ますます増加傾向にあるのはそのせいと考える方が自然です。それらは今まで「医療の進歩でわかるようになった」とされてますが、そうではなく遺伝子異常により増加傾向にあるのではないでしょうか。アトピー一つとっても、あれほどの異常がわからないわけないんですよねぇ。昔の人のほうがある意味では賢いように思いますし。

私は今年から髪の毛を定期的に保管することにしてます。こうすることでマシな遺伝子を残せるということと、経年に伴う蓄積量の変化を後に証拠として残せるからです。福島では既に一部で毛髪と歯を残す運動が行われていますよね。

IWJ
録画日時 : 2012/02/05 15:11 JST
20120205広瀬隆氏講演会in郡山 後半