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2012年10月4日木曜日

DELL DIMENSION 5150C:異常終了、電源ランプがオレンジで点滅

なるほど、まさにこの症状は見覚えあります。
以前のオーナーさんに見せて頂いた症状です。
ここ3日ほど、たて続けに1日1回のペースで起きています。

症状)


・前触れ無く突然の電源ダウン
・電源ランプがオレンジと緑を交互に点滅
・電源ボタンを押しても反応なし
・コンセントを抜かないと再起動も出来ない

この状態です。
これは通電はしているが電源が落ちました。
といった状態でしょうか。

譲り受けた当初3回起きたエラーにはマザーボードからの熱警告が出てました。
落ち方としても、CPUファンがドライヤーのターボモードがごとき回転しまくった後に落ちましたので、CPUの熱が100度に達したことによる保護回路の働きかな、と想像できましたが、マザーボードからのエラー警告がなく落ちています。

ただ、オレンジで点滅しているので何か意味はあるよう。
(後で調べて、このモデルでは誰しもが体験する有名な事象のようです)

特徴的なパターンとして、
偶然かもしれませんが3回のうち2回は起動して間もない頃に発生しています。
その2回とも、うっかり忘れてサイドパネルを閉じたまま起動してしまい、
「CPUファンがやけに回るな」とPCをみたらパネルを閉じたままだった。
そこから静かにパネルを開けて使うのですが、その後5分もしたらダウンしてしまいました。


(調べてみて)


・既出のトラブルで、実質仕様といっていい。

(原因)


1.電源ユニットの故障
2.電源ユニットそのものの温度上昇による強制終了。>安全装置

(対策)


1.最低限、サイドパネルは開放にしておく。
  開け忘れていたら、一旦シャットダウンするか、静かに開けて、しばらく何もしないで温度が下がるのを待つ。
2.小型扇風機を取り付け、筐体内に常時向ける。
3.電源ユニットが故障していたなら交換。8000円ぐらいで現時点では某社が販売中。

(感想)


なんとまあ多数の報告があり、読みながら酷すぎて笑ってしまいました。
勿論、買った人は笑えない話だと思います。私も買っていたら、笑えません。
でも、酷すぎて怒りを通り越してしまうかもしれません。

これほどまでに報告の多い現象も初めてです。
ありすぎて読みきれません。こうした場合は、主だった記事はあらかた読んでしまうのですが、多すぎて途中で止めました。結論は同じようです。
一部ではいかにこの酷いPCで正常に使うか?というのがテーマになってしまった方々もいるようです。

私がこの会社のPCを一度も買っていない理由をこれでもかと体現されています。
以前他所で見た数々のこの会社のPCがそうさせました。
何せケースからしておかしいのが多いです。中を開けると更に驚くこともありますし。挙句に独自パーツとか。

とりあえず、USB扇風機でも買ってきて電源ユニットからHDDに向けて風が当たるようにはしようと思います。

(5150Cの数々の問題)


・熱異常


基本的にこのPCの複数の問題はこの一点につきるように思います。
ケースを見た時からそれは感じてました。
熱対策さえとれば「このまま使えそうかも?」と思ってましたが、
どうやら、電源ユニットそのものにも問題があるようです。簡単に壊れ過ぎます。

このPCには3つの大きな致命的問題があると考えられます。

1.筺体構造の問題


 ・ケースが狭くエアフローもなにもない。>十分冷えるPCでない限り無謀。
 ・排熱ファンがない。>筐体内温度上昇
 ・埃がたまりやすい構造になっている。>CPUを十分に冷やせなくなる。
 ・埃が掃除しにくい構造になっている。>凄い手間

2.PentiumDの問題


 ・恐らくは仕様通りだけどCPUの温度が上がりすぎて処理が不安定。>CPUの温度上昇
 ・構造の不備とPenDそのものの熱によりグリスの劣化が早い。>CPUの温度上昇
  吸気口の掃除、熱伝導グリスの交換を普通のPCよりマメする必要あり。
  >CPUの熱上昇により強制終了。その際はMBからの警告メッセージあり。

3.電源ユニットの問題


 ・電源ユニットそのものの温度が上がり過ぎ強制終了する。>ボタンがオレンジになる現象
 ・電源ユニットのファンが外部取り込み内部排出になっている。>筐体内温度上昇
  本来、電源ユニットは内部取り込み、外部排気が基本。  
  恐らく筐体内の温度が上がるので、筐体内の空気では電源ユニットを冷やせない為。
  5100Cの途中のモデルから内部排気に改変されたところが想像できる。
 ・電源ユニットのファンはHDDに向けて排気されている。かなりの温度。
  >筐体内温度上昇、HDDの温度上昇
 ・CPUクーラーの熱がHDDに向けて排気されている。>筐体内温度上昇、HDDの温度上昇


つまりこのPCには大きく3つの危険が初めから内在している。

1.CPUの熱による強制終了。(MBで熱警告)
2.電源ユニットの熱による強制終了。後の熱による故障。(オレンジ点滅)
3.HDDの熱による故障。(ブルースクリーン、OSが起動しなくなる)>元のオーナーさんがコレ

全ては「熱」ってことですね。

となります。本来であれば根本解決として以下の対策が考えられます。

・マイクロBTXケースを買い、既存のケースを捨てて中身を全部載せ替える。
 その際には電源ユニットも買う。
 USB光学式ドライブは諦め、5インチ用の光学式ドライブを買う。

ただ、現実問題としてマイクロBTXのケースが既に売ってないので出来ません。

(後記)


1と2はパネルを開け、掃除をし交換をし、風を送る。で、どうにかなる問題ですが、
電源ユニットそのものの故障だとしたら「メーカーのユニット交換」以外の手しかありません。
このケース専用設計の電源ユニットです。更に問題なのは、単に交換してしまえばそれで丸解決ともいかないかもしれません。

というのも、かなりの故障率のようで1年経過した後から2年ほど故障したというケースが散見されるからです。メーカー修理に出すと3万円かかったとの報告があります。他所のサイトでパーツだけでも購入出来そうですが、約8千円ほどします。パーツだけ買って自分で付け替えるのはやぶさかではありませんが、それなら400W程度の高性能ATX電源ユニットを買い、ユニットを外に出しておくほうがよさそうですね。

その上で尚このPCそのものには問題が有り過ぎるといったところでしょうか。

修理、対策、をする価値がない道具に思えました。勿論止む負えない事情で使わざる負えなければ、対策をとりながら使うしかありません!辛いですが、選択しはありません。それなりの労とスリルを伴います。
ただ、この電源ユニットそのものも熱を持ちすぎる問題があるためこれほど故障件数が多いと思います。ですので替えても1から2年位内にまた故障するかもしれません。今のところ、現在所有の筺体は電源ユニットの温度が上がりすぎてダウンする。といった感じに思えますので、サイドパネルの開け忘れに注意しつつ筐体内温度に気を配ればあるいは・・・といった感じでしょうか。
また、コンセントはタップTOタップだと供給が不安定になりますので、PC本体は出来るだけ1個さし。連動させている外付けHDDは道連れにされないようにコンセントを分け、電源をAUTOではなくONにした方がいいかもしれませんねぇ。

電源ユニットの高熱、CPUの高熱、そしてグラボの高熱、三方に囲まれて存在するデバイスがHDDと、最悪の環境ですね。しかも3方に囲まれているので熱が筐体中心部にこもるのは自明の理。グリスを交換し、ケース内の埃を掃除した後であっても、サイドパネルを閉じたままの使用はおすすめしませんね。

しばらく様子をみつつ、並行して新しいPCを検討したいと思います。
3回落ちたうち1回は開放したままの使用中に落ちましたので(ただしCPUとグラブ負荷テスト中でした)、ユニットがもう駄目な可能性はありそうです。以前のオーサーさんから累積すると結構な回数落ちている筈ですし。

この一ヶ月程度でまた落ちるようなら新たに買ったほうがよさそうです。

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