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2020年7月21日火曜日

COVID-19:ワクチンに光明か?


コロナワクチン2候補で「免疫反応」 臨床試験の結果発表
【7月21日 AFP】新型コロナウイルスのワクチン候補2つに対する個別の臨床試験で、ヒトに対する安全性が証明され、被験者に強い免疫反応が生成されたとの結果が20日、英医学誌ランセット(The Lancet)で発表された。
 吸入型コロナ治療薬で重症化リスク大幅減、英企業が暫定結果発表
【7月21日 AFP】英バイオテクノロジー企業が、新型コロナウイルス感染症の治療薬として噴霧して吸入させるエアゾールタイプの吸入剤を開発し、命の危険がある、あるいは集中治療を要する患者数を劇的に低減できる可能性が示された。同社が20日に発表した暫定結果で明らかにした。
 英ワクチン、年内使用の可能性も
 イギリスのオックスフォード大学と製薬大手のアストラゼネカが共同開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、初期の臨床試験で強い免疫反応が確認されたことが公表されました。
コロナウイルスに対する抗体を生み出すワクチンをオックスフォード大学が開発、免疫獲得率100%で深刻な副作用も見られず
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンについては、世界各国で精力的な開発が進められており、7月14日にはアメリカのバイオテクノロジー企業Modernaらが開発した新型コロナウイルスワクチン「mRNA-1273」が全ての被験者に抗体をもたらしたと報じられています。(中略)アストラゼネカは2020年6月に、同社と日本政府が日本国内におけるワクチン供給に向けた具体的な協議を進めることで合意していると発表しています。

私見

昨日久しぶりに4月以後から7月迄の総括的な記事を自分用に纏めたつもりでしたが(小天下の記事は基本自分向けのブログです)、途端「ワクチンは絶望的」から一転して「イギリスでワクチンが開発され効果発揮!?」の記事が出ました。これが未知の怖いところ。古い情報が一瞬で無価値になるので流転する情報をある程度サーフィンしないといけない。

ただし、そう簡単でも無いのがウィルスのワクチン。京大の宮沢先生の発信をある程度読んでいるとニュースで表題で踊るほど簡単ではないようです。アビガンがニュースを踊った時も宮沢先生は「死にそうならともかく、そうじゃないなら僕は飲みませんね」といった発信。ウィルスを長年研究している側からするとワクチンも治療薬も早々簡単な話では無いようです。

吸引器型の治療薬が効果を発揮すれば呼吸不全に伴うCOVID-19に即座に対応出来るかもなので本当に朗報。簡単だし!! SARS2は「血液の凝固」に伴う肺線維症が後遺症の中でも死ぬまで続くトラブルなので、如何に早く治療するかが鍵であることは1月の武漢からの医療報告からも既にありました。

とはいえ、結局は中長期的視野に立たないと本当に効果があるか、目的以外の人体へ及ぼす影響もわかりません。それでも何も無いよりはやはりいいわけで、久しぶりに期待が持てる記事でした。何せ表題記事の直前に流れていたBloombergのニュースではWHOから悲観的な記事が出てました。

世界の大半でワクチンないまま次の波到来へ-元WHOシュテール氏
ウイルス学者のクラウス・シュテール氏は長年、各国に対し感染症のパンデミック(世界的大流行)の可能性に備えるよう促してきた。

  2003年には重症急性呼吸器症候群(SARS)を引き起こすコロナウイルスを速やかに特定した世界保健機関(WHO)の調査で重要な役割を果たした。鳥インフルエンザがパンデミックに発展する可能性についても警鐘を鳴らし、ヒトの間で幅広く感染が広がり始める場合に備え、各国当局と企業によるワクチン増産につなげた。

relates to 世界の大半でワクチンないまま次の波到来へ-元WHOシュテール氏
クラウス・シュテール氏
  新型コロナウイルス感染症(COVID19)による死者は既に60万人近くに達しており、シュテール氏が長い間恐れてきた危機に世界は直面している。シュテール氏は07年にWHOからスイスの医薬品メーカー、ノバルティスに移籍し、数年前に引退した。同氏はブルームバーグとの電話インタビューで厳しい見通しを示した。発言内容は明確さや読みやすさのため編集が施されている。
うへー・・・となって、暫く他の記事を追っていたら流れてきた次第です。それにしてもイギリスとアメリカの動きの早いこと、対して日本は・・・と、思ったら文末に既に動きが。買う側として手筈は整えているようです。

日本にも是非開発を続けて欲しいものですが、宮沢先生の発信を読んでも、政府は人気とり以外で意味のある支援をしているようには思えない。そして医療はもつのだろうか・・・。政治や医療上層部が現場をあまりにも軽視しすぎる気がする。実際はどうなのだろうか? 自身の大学病院での経験からも「大学病院では死にたくないものだな」と思う経験が多々あった。日々流れてくる医療現場の悲鳴は感覚とも一致し現実にしか思えない。

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