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2010年5月2日日曜日

友人と再会

高校時代の友人と今日会う。
ニックネームを見て、懐かしさに思わず笑ってしまった。こういう感覚は久しぶりだ。
熱意があるというのは何であれいずれプラスに展開すると思う。

全盲のピアニスト辻井伸行さんは実に楽しそうにピアノを弾く。1日8時間とか弾くそうだ。
師匠の野尻泰煌も楽しそうに自らの作品の構想をいつも語る。今は1日13時間とか書く。
「大変ですねぇ」と、言うと。
「え?大変じゃないよ。楽しから」と応える。
これは時間の問題ではなく、同時に時間の問題でもある。
師匠は、「厳密には楽しいというのも嘘だけど、気づいたらやっちゃうって感じかな。やりたいことがありすぎて」と語った。
私からしたら「それってつまり大変なんじゃ?w」とも一瞬思ったが、大変という感覚がないということらしい。そういう時の目は甥っ子のように純粋な喜びに輝いていた。師匠は、若い頃に書きすぎて肝臓を壊してしまったそうだ。その後、更に書きすぎて椎間板ヘルニアにもなってしまった。
「結果的にだよ」と師匠はいつもいう。
「時間をかけたからいいってものじゃない。無駄に時間をかけるぐらいなら、1画に全精力を込めた方がいいものが出来ることがある」とも語った。「でも、時間が関係ないわけじゃないんだよ。ただ、あくまでそれは結果的にだよ。時間は怖くてね、場合によっては費やしてきた全ての時間が無駄になることだってあるんだから」と語る。「無駄っていうのも変だけどね。無駄なものは何一つないんだから」と言葉をつぐ。

今、未嘗ないほど空っぽである自分を感じる。
「イイね!空っぽであれば入れるだけだよ。しかも吸収も速いから尚いい」
と昔いわれた言葉を思い出す。

今日はとても天気がよく、空気が少し冷たいので出かけるには最高の日和だった。街路樹に目がいくと、新緑が実に美しかった。あれほど荒れた天候がまるで嘘だったかのように芽吹いている。まるで遅れていた成長を調整するかのように一斉にだ。自然とはなんと柔軟なのかと思い、ふと、自然の一部である自分を感じた。人間は思索がある分、柔軟性がかけがちになる。頭は自然である肉体のリズムを邪魔してしまうのが原因だ。邪魔はしないようにしたいと頭をよぎる。

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