2011年6月21日火曜日

覚悟をもち、頭をたれ、生きていく

KS2011によると以下のサイトにウィルス検出と出るので丸々引用します。
小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ 2011/6/21

「もはや地球上に、この汚染から逃れられる場所はない」小出裕章(週刊現代7/2号)
週刊現代7/2号に掲載された小出裕章氏のコメントの内容を、コメント欄にてTomさんより教えていただきました。ありがとうございます。
以下に転載いたします。
=====
大阪も名古屋も、これまで自治体は0.04前後と線量を発表していた。ただしそれは、悪名高い「地上20m(以上)モニタリング」の測定値。6月13日に初めて公開した地上1mの測定地は、それぞれ0.078、0.066と跳ね上がった。ウォッシュアウト効果を考えると、大阪、名古屋の地表にも思わぬホットスポットが隠れている可能性を忘れてはならない。
京都大学原子炉実験所の小出裕章助教は、これからの日本人は、生きていく上で次のような「覚悟」が必要だと話す。
「福島第一原発から放出された放射性物質は、県境を越えて日本中に広がっています。いや、国境さえも軽々と乗り越えて、世界中に広がっています。もはや地球上に、この汚染から逃れられる場所はないのです。放射能は目に見えないし感じることもできません。だからこそ行政はしっかりと線量を計測し、知らせなければならない。そして我々はどこにいようが、その数値に注意を払わなくてはならないんです。3・11を境に、私たちの世界はそんな場所に変わってしまった。そして私たちは、そこで生きていくしかないのです。

(私見)

最後のフレーズは風の谷のナウシカを彷彿とさせます。
たとえそんな場所であろうと生かさせているのだから覚悟をもって謙虚に生きるしかない。

恐れていたナウシカの世界が、まさに本当に生きている間に自らの身に起きようとは宮崎さんも夢にも思わなかったでしょう。私も思わなかった。起こりうると中学生当時思っていましたが、まさか自分が生きているうちに起こるなんて、なんと人生はダイナミックなことか。

物語は汚染された世界で狭い土地をめぐって覇権争いをしている人間の終わりなき愚行が描かれている。
あまりにも衝撃的過ぎるエンディング。一定の結論を与えつつ暗い影を落としたままにされた。
全てを知りながらあらゆる業を背負い浄化の道を選んだナウシカ。
それでも尚、生きる道を諦めていない姿に性別を越えた凛々しさを感じたものです。


子供の頃「戦争はなぜ終わらないのか?」と疑問をもった。
後に教科書で、経済における「神の見えざる手」を知り、大いに疑問をもった。
この二つは大いに矛盾をはらんでいると思えた。
当時は滅多に質問をしない私が大人達に質問した。

「神の見えざる手がのびるなら、戦争はとっくにこの世から無くなっているはずではないか?ところが終っていない。であれば手は伸びないはずだ。」
そういう問に、「お前に何がわかる」「子供だからわからないんだよ」「手は絶対にのびる」「お前より遥かに皆頭がいいんだぞ」「子供がそんなことを考えるな勉強をしろ」と小馬鹿にされ鼻でせせら笑われたものです。

どっちの手ものびなかった。

そして「人はそこまで愚かではない」と言いせせら笑った世代がまさに愚行を先導している。
人は愚かなんだと思う。自分を省みて「愚かだなぁ」とつくづく思う。それは大脳と脳幹が別個に働くことにも影響していと妄想する。とはいえプログラムですら誤魔化しながら動いているのだ。人間なら尚更と考えるのが当然のように思う。頭に描くように生きられるものではないし、生きられないのが当たり前に思う。

愚かであること知らなくては一歩も進まないように思う。
覚悟をもち、頭をたれ、一生懸命生きていくしかないのだろう。
それにしても、とんでもないことになった。