2013年09月06日 15時40分 更新
宮崎駿監督「公式引退の辞」全文長編映画からの引退を表明した宮崎駿監督。本人による「公式引退の辞」を全文掲載する。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1309/06/news063.html
(引用)
公式引退の辞 宮崎駿
ぼくは、あと10年は仕事をしたいと考えています。自宅と仕事場を自分で運転して往復できる間は、仕事をつづけたいのです。その目安を一応“あと10年”としました。
もっと短くなるかもしれませんが、それは寿命が決めることなので、あくまでも目安の10年です。
ぼくは長編アニメーションを作りたいと願い、作って来た人間ですが、作品と作品の間がずんずん開いていくのをどうすることもできませんでした。要するにノロマになっていくばかりでした。
“風立ちぬ”は前作から5年かかっています。次は6年か、7年か……それではスタジオがもちませんし、ぼくの70代は、というより持ち時間は使い果たされてしまいます。
長編アニメーションでなくとも、やってみたいことや試したいことがいろいろあります。やらなければと思っていること――例えばジブリ美術館の展示――も課題は山ほどあります。
これ等は、ほとんどがやってもやらなくてもスタジオに迷惑のかかることではないのです。ただ家族には今までと同じような迷惑をかけるようになりますが。
それで、スタジオジブリのプログラムから、ぼくをはずしてもらうことにしました。 ぼくは自由です。といって、日常の生活は少しも変わらず、毎日同じ道をかようでしょう。土曜日を休めるようになるのが夢ですが、そうなるかどうかは、まぁ、やってみないと判りません。
ありがとうございました。
以上
2013,9,4
(私見)
すごく頷けます。本当に素晴らしい作品たちをありがとうございました。そしてこれからの仕事も楽しみにしております。まずはこちらが楽しみです。
2013年07月08日 16時50分 更新
ジブリに迫る映画、ドワンゴ製作で秋公開へ
スタジオジブリを題材にした映画「夢と狂気の王国」が今秋公開。プロデューサーはドワンゴ会長の川上量生さん。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1307/08/news103.html
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